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外からやってきて、日常にスパイスを加えて、去っていく

岐阜県で知り合った方に、ふと、こんな言葉を言われました。

しょうけいさんがやってきて、子供たちがいつもよりも広範囲を移動するようになりました。普段は家で過ごしていることが多いんですけど、この二日は(友達の家とみんなの遊び場と自宅の間を)よく移動してましたね。もしかすると、無意識のうちに外からやってきたしょうけいさんの影響を受けて、ノマド的な感覚になっていたのかもしれません。

私はたくさんの場所を巡る中で、場所場所の方々と良き関わりをするにはどうしたらいいのか?ということを練習してきているように思います。イノベーションの理論なんかでは、ミツバチと他家受粉というメタファーで語られたりしますが、外と内の垣根を超えて、巡っていく存在は、アイデアを運ぶことや、アイデアを発想することに日常的に触れることになります。

良き縁となる関わりのあり方を模索する

とある共同体に関わるための一つのアプローチが空揚げなのですが、カラアゲという現物が配られるだけではなく、意外と言葉にならないような雰囲気や何かが伝わってしまうのだな〜と前述の言葉を聞いて、改めてしみじみしました。

「良き縁となること」に関して、このようなことを大事にしています。

・共同体の方々に面白さを感じてもらい、面白さから関係を紡ぐこと
・自分自身が安らいだ状態で在ること(→関わる人の安らぎに影響)
・共同体を変えようとせず、朗らかに、空揚げを揚げること
・自分が出すものに見返りを求めず、分かち合うこと
・去る時には多少、場を調えて去ること

などです。

特に「旅人」というメタファーを使うと、共同体との関わりは円滑に進むことが多いですね。まれにやってくる「まれびと」として、どのように在れるかの実験を日々させていただいています。

ところで、私はカラアゲを揚げることが多いのですが、関わった人に「日常生活にスパイスを加えていく、からあげ法師」と言われました。からあげ法師と自分で名乗ることはありませんが、ある意味、外からやってきて、皆さんの日常にスパイスを使ったカラアゲをお渡ししていくのだから、合っています。

今後もスパイス入りのカラアゲだけでなく、皆さんの日常にスパイスを加える役割やあり方について、深めていこうと思う次第です。

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