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留守番する風、旅に出る土

「家を留守番をさせてもらえないだろうか?」
 
とある時に、このイメージが湧いてきました。私は、巡礼する創作生活を送りたいと思っていて、創作場所を分かち合ってくださる方を募集しています。
 
これの派生系のようなもので、「留守番」をするということをやってみたいと思っているんですね。それを風の留守番と名付けました。
 

 
私は愉快な滞在をしたい。それでいて、本の執筆をしたい。
 
これまで、その創作場所にいわゆるそこを管理する人がいる場合が多かったんですが、自分が信頼されてさえすれば、留守番という形もありなのではないかと思ったんですね。
 

旅をする人。よく風と土というメタファーでいうと、風と表現される方が多いです。私は、自分なりの出家をして、お布施で生きてみるという生活の実験をすることで、結果的に旅をしているようになっています。どちらかというと、風のように流れる存在になることが多いです。そんな風の民が、留守番をしたいというのが、今回の話なんですね。
 
風通しが良い家って言葉がありますけど、ぜひ風通しをしませんか。風の民がやってくる窓を開けてくださる方がいたら嬉しいんですね。

皆さんがしばしの旅に出る時に、つまりは皆さんが風になっていく時に、風が吹き込んできて土になる。そんな感じです。

土の民になってやりたいことは、主に執筆をすることです。
 
そして毎日、窓を開けて、風通しをよくしたいと思っています。空間を調えるために掃除をし、居心地が良くなるようにしたいと思っています。
 
また、ついでと言っちゃなんですが、そこに息づく生き物たちが楽しく生活できるように、植物であれば水を巡らせて頂き、動物であれば食べ物を巡らせて頂きたい。
 
つまりは、何かお世話する対象があれば、やりたいと思っています。

この風の留守番の派生系として、別荘の留守番も可能性がありそうです。この一年全国を巡っていて、別荘というものも、世の中に結構あるものだなぁと思いました。別荘にも風を通したいですね。空間を調えながら、執筆します。
 

 
そんなことをここ1ヶ月くらい思っていたところで、風の留守番の話をしていないにもかかわらず、「アメリカに行ってくるから、その間、部屋を使っていいよ」という連絡が届きました。
 
何かテレパシーでも受け取ったんですか、Tさん。その間に発生する光熱費はお布施としてOKということ。ありがたく機会を享受させていただくことにしました。


 
この風の留守番に関して、どうにかする必要があるのは、移動費くらいかなぁ。たまたま東京に滞在している時に東京の家の留守番をするとなると、移動費がいらないんですよね。
 
でも、わざわざ移動をして留守番にいくとなると、歩きで移動すると、だいぶ時間がかかったりするので、交通費を出してもらったり、生活のパトロン役になってくださる方々を募集して、創作費用の一部から出すとか、いい循環のあり方になり、かつ、みんなにとって愉快な経験になるように、模索したいと思う次第です😌

気持ちよく継続していくとなると、お金の循環のあり方も調えた方がいいと思ったのでお布施の巡り方を考えてみました。

① パターン1: 私が留守番をするお布施を巡らせる

こちらからお布施するパターン。つまりは、お金が介在しません。

② パターン2: あなたが私の創作することを応援するお布施を巡らせる

私から留守番をお布施し、あなたからお金をお布施するパターン。巡礼する創作活動における、生きるためのお金(おもに食費)や巡るお金(おもに移動費)や創作のお金(本の製作費、イラスト、印刷等)のお金として、ありがたく頂戴します。

③パターン3: 冷蔵庫を一杯にしてもらう食べ物のお布施

私が留守番し、あなたが私の留守番の間に食べることができるように冷蔵庫の中身をいっぱいにしておくというお布施。生きるにあたって、食べ物は尊いですね...😆

いろんなパターンが考えられますね。

創作拠点とさせて頂く時には、思索や発見をどんどん発信したり、書いていきます。その様子は公開しながら行うので、場所を分かち合って頂くことで、創作の巡りをよくすることができます。

留守番を任せるという社会貢献(笑)をぜひよろしくお願いしまーす✨

ということで、留守番案件がやってきたタイミングでの「風の留守番」プロジェクトのご紹介でした。
 
まぁ、こういうふうに書きつつも、結局、私が信用、信頼されていないといけないわけで、やりたいと言ってもできるわけではありません。
 
ということで、いったん希望はオープンにして、手放し。楽しい妄想の時間でした✨

では!

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三浦祥敬(しょうけい)@アートプロジェクト・fuwatari
頂いたサポートは、生活と創作(本執筆)のために、ありがたく使わせて頂きます!