苦手な事は人任せの方が売れる

保険に入りたい、という人は結構な数がいますが結構な割合で入れない人がいます。

保険は入ってくれ、というしつこいセールスありきなのでお客のポジションが上になりがちな商品です。ところがいざ申し込もうとすると、通院服薬や健康診断の結果で申し込めない人が出てくるのです。

病気になった方は必ず「自分が病気になるとは思わなかった」と言います。そして検査で引っかかった、病院で診断されて、慌てて駆け込んでくるのです。

そしてもう申し込めませんということになるのです。

私のところには他所で断られて紹介でたどり着く人がいます。各社申込みの判断基準が違うので、それでも通るところを探しましょうというやつです。

各社目安というのが出ているのですが、同じ病名でも飲んでいるクスリや血圧やHbA1c等検査数値で全然変わってきます。ところがこの変のところが大体判断できない。

同業者からはよく驚かれますが、わたしからすればその知識の少なさの方が驚きます。１社専属だろうが全社取り扱いだろうが知識だけは同じじゃない？というお話です。

そうは言っても私に紹介をする同業者は、結局勉強するより私に紹介するほうが面倒がない、と考えている分だけまだましですね。「何かしら見つけてくれる保険屋を紹介します」って言ってるだけですから、苦手なことは人任せも結構な判断です。

実際、生きていて字さえ書ければ入れる保険はあるのです。

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