願いがかなわない人に出会ったら
保険相談なんていうのをしていると願いがかなわない人に出くわすことがあります。保険相談の性質上、お住まいが賃貸か持ち家かを必ず確認します。賃貸の方で転勤族でない方の場合必ず住宅購入を考えている、と言われます。
FPなんてのはただの知識資格で私も金貸しの実務資格は持っておりません
家賃を払っている方であれば基本的に買う気になればいつでも買えるとは思いますが、なかにはこれは絶対に購入できないというケースもあります。
まず稼ぎ手である旦那さんの年齢が高いケース、50歳オーバーだと完済年齢の問題で融資上限が低くなる。
謎の返済歴があるケース、現在返済しているすでに完済でもいいのですが毎月のその返済額は何?というやつでクレカもキャッシングも全部履歴は確認するのでこれも審査はだいぶ不利。
さらに団信が健康上の理由で入れないというケース、民間で探しても入れるものはありません、という方と出くわすこともあります。入れないものは入れないので後は金融機関とご相談くださいということでしかありません。
ちなみに団信が強制じゃなければもしもの際は、遺された家族が自力で払えばいいだけです。払えなければ競売もしくは任意売却で手放せばいいのです、もちろん売却してもローンは完済できないので500万前後は負債として家もないのに払っていくことになるでしょうが。
これらの複合型というのも珍しくはありません、相続財産があって親御さんからの援助の可能性を探りますがそれもない。ということであれば判定負け、願いが叶うことは絶対ないわけです。
判定負けの方は、「私こういうことに疎いので」「ネットで調べたら」と言う傾向にあります。そうでない方はさっさと金融機関の窓口で相談をしているものです。
もちろん購入物件がなければ銀行審査は掛けられませんが、現状でどうなのかの相談は出来ますので可能性は探れます。
ご本人に恨まれるのは金融機関の役目なので、そこは特に指摘せず判定負けの方には金利が安い銀行と審査が通りやすい銀行をさらっと話してこの話題は終了です。
任意売却、競売も携わっており私自身が震災で一度飛んでるので、そのようなケースでの悲惨な話題は豊富に持ち合わせておりますが、「こうなると思わなかった」以外にも家を購入した頃の楽しい思い出なんていうのを話してもらえたりもします。
しかし入り口での判定負けはむしろもっと悲惨なのかもしれません。夢を見ることも出来ないからです。住宅ローン経験者なら一発で通らず何社か回った経験がある方も多いかと思いますが、金融機関3社も回って全部NGだとかなりきますからね。
現実にはマンガやドラマのような逆転劇はありません。
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