柔道で社会をより良くしよう
「柔道で社会課題を解決する」。そんな熱い思いで活動を続けているNPO法人がjudo3.0です。judo3.0は柔道の新しい価値を追究し続けると共に、それらを実践している国内外の人と人とをつなぐ活動も行っています。私はjudo3.0の様々な活動を知ってから、柔道に対する価値観がかなり変わりました。
【judo3.0のミッションとは】
judo3.0が目指していることは、日本そして世界の有志が協力して柔道から世界最高の教育機関をつくることです。 人新世(人類の時代)といわれる新しい時代において、私たちが直面している課題とは、地球上の人々が共に栄える教育をどうやって築いていくか?ではないでしょうか。世界各地に柔道の先生と生徒がいます。一緒に柔道をする、ただそれだけで言語や文化の違いを乗り越えて関係を深めることができます。これだけの広大なネットワークを持ち、かつこれほどの効果的な教育機会をつくることができる教育機関はなかなかありません。次世代の教育機関として柔道をアップデートし、新しい公教育を創造すること、これがjudo3.0のミッションです。
※judo3.0ウェブサイトより
【judo3.0が主に取り組んでいる活動のテーマ】
・幼児のための柔道
・女性のための柔道
・高齢者のための柔道
・発達に凸凹があるお子さんのための柔道
・柔道遊び
・海外との交流
・柔道人口の拡大方法
など
先月、Judo3.0代表の酒井 重義さんが、文武一道塾 咲柔館に来てくださいました。酒井さんとお会いするのは、2019年11月に行われたワークショップ以来、3年ぶりです(「発達が気になる子が輝く柔道・スポーツの指導法~柔道あそびの可能性~」・東京学芸大にて)。オンラインでの交流はあったものの、やはり実際にお会いすると話が弾みます。これからの柔道について熱く語り合い、とても有意義な時間になりました。柔道場運営・経営に関するアドバイスも沢山いただいたので、1つずつ活かしていきたいと思います。
酒井さんとは「いつか栃木でイベントをやりたいですね。」とずっと話してきたのですが、今回の再会をきっかけに「すぐにやってみましょう!」ということになりました。11月27日(日)に文武一道塾 咲柔館で学習イベントを開催します。今回のテーマは「発達が気になる子が輝く子育て方法~体を使った遊びのひみつ~」です。「落ち着きがない」「人と関わるのが苦手」、こういった発達が気になるお子さんの子育て、教育に関することで悩まれている保護者様や先生方は多いのではないでしょうか。そんなの皆さんのお悩み解決の一助となる学習イベントです。柔道だけに特化した学びではないので、柔道未経験者の方でもご参加できます。このイベントに参加されたみなさんで共に考え、共に学び、子ども達の笑顔を増やしていきたいと思います。ご興味のある方、ご参加を希望される方は、文武一道塾 咲柔館ウェブサイトより詳細をご覧ください。
judo3.0では、オンライン・リアル共に様々な勉強会、交流会を行っております。ご興味のある方は、1度judo3.0のウェブサイトをご覧になってください。きっと柔道に対する考え方が変わると思いますよ。私も酒井さん、judo3.0にご参加されている皆さんから色々なことを学び、「みんなが笑顔になれる柔道とは何か」と自分自身に問い続けたいと思います。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
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