「受身ドリル」で受上手になろう!
3月と4月は「受身上達期間」として、集中的に受身練習を行います。今回、お子さんたちの受身の習熟度を確認するために作ったのが「受身ドリル」です。受身練習を「低い姿勢→高い姿勢」、「止まって→動いて」、「単独→相手と組む」と段階別に分類しました。22種類の反復練習それぞれにポイントがついており、稽古毎のテストで合格すると加点されます。
(参考:『よくわかる柔道受け身のすべて』木村昌彦著/ベースボール・マガジン社)
全部できると70ポイントです。年齢、習熟度に合わせて課題とする練習方法、目標ポイントを決め、練習を開始しました。お子さんたちは、受身がうまくなる度にポイントがたまっていくのが楽しいようです。早くテストに合格したくて、稽古後も自主練習をしているお子さんもいました。この春に上手でかっこいい受身を身につけ、より安全な投げ込み、乱取りを実践していきたいと思います。
受身が役立つのは柔道だけではありません。他のスポーツや日常生活で転倒した際の怪我予防にも役立ちます。また、「転んでも立ち上がる」ことを繰り返す中で、少しずつ心もたくましくなっていきます。受身はお子さんにとって一生の財産です。「受身も素晴らしい技の1つ」という気持ちを忘れずに、みんなで受上手を目指します。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
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