色帯の責任
嬉しい。誇らしい。でも少し照れくさい。昇級試験十級に合格したお子さんは、色々な気持ちか入り混じったような表情で、水色帯を見ていました。
咲柔館では、柔道の心や技が身についているかを見極めるため、約十五項目の審査を行います。一つでもできなかった場合は、再試験です。「頑張っているからみんな合格にしてあげたいなあ」と思いますが、ここはしっかりと線引きをしなくてはなりません。特に受身などの安全面、礼法などの礼儀に関することは「辛口」の判定を心がけています。
柔道の心や技は、アプリのように簡単にダウンロードできません。何度も稽古を重ねながら少しずつ身についていきます。色帯は、「柔道で学んだことが体に入っている」という証明書のようなものです。これからも責任感を持って、お子さんたちの成長、やる気につながる昇級試験を行います。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館