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「咲柔館五訓」で心と未来をつくる

 文武一道塾 咲柔館では、今年の4月から稽古前に「咲柔館五訓」を子どもクラス・大人クラス共に復唱しています。


【咲柔館五訓】

一・親に感謝しよう
一・志を立て学び続けよう
一・相手を思いやる心を持とう
一・覚悟を決めてやり遂げよう
一・世の役に立つ人になろう


 この五訓は、姉妹道場である文武一道塾 志道館さんの「志道館五訓」と同じものです。志道館五訓は、志道館の坂東真夕子館長が考えました。
 私も咲柔館の開館前からずっとオリジナルの五訓を練り続けてきました。子どもが簡単に言えて、大人の心にも深く響く言葉はないか。日々の生活や人生の指針となる普遍的な言葉はないか。ずっと考え続けてきましたが、心からしっくりくるものはできませんでした。
 そこで、今年の3月に「志道館五訓」を試しにみんなで復唱してみました。すると、「やはり、これだ。」と心の底から思えたのです。日々の稽古を通じて伝えたいものが、この五訓に集約されていると改めて気づきました。やはり本質をたどると同じ所に行き着くのかもしれません。坂東館長にすぐご連絡し、使用の許可をいただきました。 


 坂東館長は、五訓への深い想いを次のようにおっしゃっています。

 情報過多で、価値観が多様化し、先の見えない現代社会だからこそ、「人間としての根っこを張っているか」、ということがとても大切です。【志道館五訓】は、その人間としての根っこであると考えています。志道館に通う子供たちには、今のうちに根っこを深く深く伸ばして欲しいと思いますし、大人の方には、ご自分の根っこを振り返りさらに強固にしていただきたいと思っています。

文武一道塾 志道館HP内 館長コラム「志道館五訓に込めた想い」より
(2015年4月21日)

 このコラムには五訓の順番の意味も書かれています。ぜひ、文武一道塾 志道館ホームページより全文をご覧になってください。


 
 おもちゃコレクターとして有名な北原照久さんは、「体は食べたものでつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる」とおっしゃっています。「言霊」という言葉もあるように、聞く言葉、話す言葉は、人生においてとても大切です。「咲柔館五訓」をみんなで声に出し、前向きな心、明るい未来をつくっていきたいと思います。

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文武一道塾 咲柔館 ホームページ

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