技がうまくなるコツ
最近、中高生・大人クラスの皆さんの技が少しずつ上手くなってきました。特に足技が上達されており、乱取で「小内刈→大内刈→出足払」といった連絡技で投げる方もいらっしゃいます。力まかせではなく、技で投げる。これが柔道の醍醐味です。
私が技術面において良くなったと感じている点は2つあります。
1つめは、余計な力みがとれたこと。初心者の方は、どうしても「相手を投げたい」「相手に投げられたくない」という気持ちが出すぎて、肩に力が入ってしまいます。でも、「受身とるのは負けではない」「受身も素晴らしい技の1つ」と話し続けてきたかいもあり、潔く受身をとる方が増え、無駄な力みも徐々にとれてきました。
2つめは、足と手の連動ができるようになったこと。「足技は手技」という言葉があるように、足技は、手(腕)でしっかりと相手を崩す、最後まできめることが大切です。この手足の連動ができるようになってきた要因は形(かた)の稽古にあると考えています。特に「支釣込足」と「送足払」の形は、毎稽古で行っており、上半身と下半身を上手く連動させて投げる方法が自然と身についてきました。
最初から技がうまくできる人はいません。反復練習を地道に続けることで、少しずつ技が体に入っていきます。技がうまくなるコツは2つ。「コツコツ」続けるです。なかなかうまくできないことも楽しみながら、技を練っていきましょう。
5月6日(土)は、宇都宮市で活動されている葵陽塾(きようじゅく)様をお招きして合同稽古を行います。今回の稽古に参加されるのは、両道場共に大人になってから柔道を始めた白帯の方が中心です(中学生・高校生の塾生様、子どもクラスのお子さん達も参加します)。皆さんで「技くらべ」楽しみたいと思います。
「柔道家が増えることで、社会はより良くなる」
文武一道塾 咲柔館
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?