柔道場は「学び場」であり「遊び場」
土曜日の子どもクラスは、11時30分に終了です。ところが、本日稽古に来たお子さんたちは、12時頃まで道場にいました。
Q・稽古後、お子さんたちは何をしていたでしょう?
①稽古のおさらいをしていた
②読書をしていた
③ノーベル賞をとる方法を話し合っていた
④鬼ごっこをしていた
答えは、写真を見れば一目瞭然ですね。お子さんたちは、鬼ごっこをしていました。お迎えについて来た妹さんたちも交え、ワーワー、キャッキャ言いながら遊んでいる光景は、見ていて心が和みます。お子さん達は、年齢が違う同士でも遊べる内容・ルールをきちんと決めていたようです。途中、小学生が動物歩きになるという謎のルールもありましたが、とにかくみんなが楽しんでいました。
最近では、このように幼児と小学生が一緒に遊ぶ機会は減っているのかもしれません。異年齢のお子さん達が、オンラインではなく、実際に相手の体温、呼吸を感じながら遊ぶ経験は、子どもの成長にすごく重要な気がしています。
柔道場は、礼儀を重んじ、けじめを教える「学び場」です。ただ、ルールを守り、安全に、相手への敬意を持って行うならば「遊び場」という機能を持ってもよいと考えています。畳の上をはだしで元気にかけまわっているお子さんたちは、本当に楽しそうです。遊びを通して学べること、育つことは沢山ありますので、今後もこのような時間があってもいいなあと思っています。保護者様の時間に余裕がある際は、どうぞ遊ばせてあげてください。
ちなみに、柔道をやっていない妹さんたちも、お兄さんを見習って、道場に入る際はしっかりと礼をしています。感心、感心。