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闇色のはざまに・少し珍しい夢の邂逅

闇色の研究」は…やはり結構魂が削られるので、休み休み進めようと思います。

先日、自分としては珍しい夢を見ました。
というか、目が覚めても覚えている夢を見るのも久しぶり。

懐かしい人と再会する夢でした。
私の、唯一といってもよい、心の「上司」です。

「師匠」と思う方は、立場問わずたくさん、たくさんいます。
でも「上司」として敬愛するのは、たぶん、その人だけです。

厳密にはもう一人、組織図上「上司」と呼べる方の顔が浮かびます。
その方のこともとても尊敬しています。

が、現場で苦楽を共にした「上司」という枠組みでは。
たぶん後にも先にも、その人だけ。
(後にも先にも、って書いてしまうのは、寂しいことかもしれないけど)

色々な理由があって、結構長いこと、会えていません。
ひょっとしたら、本当にもう会えないのかもしれません。
同じ組織ですらないから。ん? どういうこっちゃ? でもそうなんです。

そういう、現実の人が出てくる夢を見るのは久しぶりでした。
しかも荒唐無稽な展開もなく。
ただその方がいつもの笑顔で、話しかけてくるだけ。

何も起きないのに、物凄くこみあげてくるものがありました。

私はそういう理由ではまず泣かない人間です。
だからなのか、夢の中でも表立っては泣かないのです(夢なのにねぇ)。
でも、心の中では、もう、何とも言えない感情のストームでした。

夢の中なのに、ホッとしました。
何か、やっと救われたような気持ちにもなりました。
目が覚めて、もしかして今自分は、苦しいのかもしれない、と思いました。
少なくとも、自分で思っているよりも。

そういえば、もうすぐその方の誕生日。
せめてメッセージだけでも送ろう。そうしよう。

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