![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/45406192/rectangle_large_type_2_d06da9820d431b1451e5257c3a84bf63.jpg?width=1200)
Appx.闇色の咀嚼「怯えの味と、義憤の香り」
ひとしきり闇に沈んだからか、口の中にじゃりじゃりしたものが残っている気がします。
似たり寄ったりに見えて少しずつ違うグラデーションの闇の中に、二つの鍵となるものが見えてきたのです。
一つ目は、怯えの味
苦々しく感じる人の振る舞いの奥に、ああ、不安なんだろうなという怯えの、鉄のような味がする。
だったら、その不安を取り除くような、安心安全の場づくりを考えるのが建設的なのだね、という理性の声もする。
二つ目は、義憤の香り
そこにもう一つ、ただそう綺麗に割り切れない自分の魂があり、その奥からは義憤の香りが漂う。
全員にフラットに、未来のための場づくりをしたいけど、私はどうしても、リアルに目の前に見える苦しみを、とりあえず置いておくことが苦手らしい。
二つを取り出して、磨いてみようかと思う
そのバランスで軋むはざまから、闇色の渦がドロドロと湧き出しているのです。一概に否定はせずに、大事にしたいけど。ただやみくもに大事にしてもおぼれてしまうのです。
今回見えてきた二つの本質を、一旦無理やり闇の中から引きずり出して、磨いていったらよいのかな? そんな感覚を覚えています。
それは、言い換えると、私の中の「心理的安全税」「正統的周辺参加」に対する未消化のくすぶりを、明らかにしてゆくことなのかもしれません。