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「終わるかな?」と考えるか「終わらせるには」と考えるか

ある意味、この日の話の言い直しかもしれないけれど、また考えさせられることがありました。

基本、期限のあるものに取組むときには、期限から逆算して、「終わらせる」「間に合わせる」結論をいったんありきにして、そのためにはどうしたらよいか、と考えるようにしています。

基本と言えば基本で、私が言い直すまでもなく色々な人が語っているやり方。で、もちろん、どう考えてもそのままでは難しいよねと言う場合は、前提だと信じられているものを、本当は崩せないのかを探ります。

本当は最低限どこまで欲しい?
実は、この日にそろってなくても、困らないもの混ざってない?
あったらいいな、くらいで、深く考えてないものある?
実は、依頼する側で整理ついてないだけで、本当はもっと簡単な依頼をしたいってことはないの?

で、そういう風に相談しながら、いるところを探ってでも、間に合わせる答えを一緒に探してほしかったんです、という答えが返ってくるパターンも、けっこうあります。

なんだけど、前にも書いたけど、何故かこの理屈を知っていても実践しない人たちが、ごく身近に結構な割合でいらっしゃいます。何故なんだろう。逆算思考とか、言葉は知っていて、理論の話をするとそうなんだよねぇとか訳知った応答をされる人も居るんですけど。

その人たちは、本当は何が必要なのか、の整理や取捨選択をきちんとする前に、なんとなく言われていることの量が溢れてるっぽくないかとか、人を増やそうか? とか、混乱させる話をごちゃごちゃしてくる。

悪気はないみたいですけど。順番が違うんだよな…。
ただでさえ大変なのに、交通整理しなきゃいけない案件を増やさないでほしいのです!

ワークショップの好きなところの一つは、『終わりがきちんとある』というところだったりするのかもしれません。だからどうしても、志向としてアウトプット出す型に寄りがちだけど…。

アウトプットとは目に見えるものだけとは限らない…ということも、意識しておかないとなぁとも思うのです。

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