思い込みの川は、悪びれずに星の数ほど
思い込みの川に、まず気づいて、橋を架けろとはよく言われますが。川は無数に無限に多層に重なり合って張り巡らされているので、渡れたかなと思っても、すぐに迷子になってしまいます。下手すると、自分がどこから渡ってきたのかの方を見失ってしまったりします。
そういう絵を可視化した方が本当のような気もするんですよ。
大きな崖が合って、向こう岸にわたるみたいな捉え方も、視点を絞り込めば一つの真実かもしれませんが、何だかもっと気の遠くなるような世界にいる実感があります。それには、ただ、崖があるねぇ、大変なことだね、橋を架けようねというのも、もちろん間違いではないけど、それで終わりでもない。
むしろ入り口の中の入り口の、本当に1ページ目という感じがします。目の前の断崖絶壁なんてものは。
でも、その渡り方と、渡り続ける意思を育てるくらいの事しか人間にはできないから、ワークショップするんだよなとも思います。ものすごくささやかな武器を手に入れないと、レベル2にもなれないですからね。