内側からしか壊れない氷、溶けない氷
アイスブレイクという言葉があります。
WSDのオンデマンド教育とか、他の受講生さまとのやりとりの中でもホットトピック(氷だけに?)だった、壊すべきアイスって何なのか問題。
そちらも確かに大事な観点なのですが、今私が気になりだしているのは、そもそもアイスはどこから、どうやって溶けるのか、あるいは砕けるのかという問題です。
外側から壊せるアイスって、いい表現が思いつきませんが「たかが知れてる」とでも言うのか…。とにかく外から壊そうとするのってほとんど効果ないなって。実感としてそう感じます。
それよりは、参加者本人の内面から起こる熱で、心の深部体温みたいなものを高めることで、内側から溶ける、砕ける。そういう風にしか、その人のアイスは多分本当には壊れないのです。
だから、アイスブレイクって参加者の何かしらのアイスに直接ピック突き立てたり、炎で炙ったりすることじゃほとんど意味なくて。
本当に、いわば準備運動とか、暖かなお茶を一杯飲むみたいなことを心に起こすには? それをよく考えて設計しないと、効果ないのではないのかな。