三日坊主になってしまうのは脳の仕組みにあった!?
この記事は音声を書きおこしたものになっています。
(※今回の記事を音声で楽しみたい方はこちら↓)
こんにちは。
ライターとブロガー2つの柱で稼ぐ『書人』を目指して活動中のみゅんです。
突然ですが、
あなたは、新しいことを始めるとどれぐらい続けられますか?
もう私はなかなか続かなくてですね。
三日坊主っていう言葉があるように、
もう3日経てば終わってるとか、
なんなら3日も続かないみたいなことも結構あったりとかして、
なかなか続けるのが難しいなあって感じることがあるんですけど、
新しいことが続かない理由って、実は脳の働きも影響してたんです。
今日はそんな、『なぜ新しいことが続かないのか』っていうことについてご紹介したいと思います。
というのもですね、私、
実は心理カウンセラーの資格を持ってまして、時々授業を受けるんですよ。
で、その授業の中で先日、脳科学コーチングっていうものを学んだんですけど
そこで、その続かない理由について面白いことを学んだので
今回、皆さんにもシェアしたいなと思って、この配信をすることにしました。
三日坊主になる脳の仕組みとは?
ではさっそく、理由を説明していきます。
これをより理解しやすくするために、
あなたの1日っていうのを思い浮かべてみてください。
朝から夜までの、だいたいの1日の流れっていうのがありますよね。
実は人は、1日の行動のうち45%が無意識の習慣っていうふうに言われてるんです。
例えば、
朝起きて歯を磨く⇒時間になったら通勤する⇒デスクに座ったらメールを開く⇒時間になったら帰ってくる⇒ご飯食べてお風呂に入るみたいな
これもう、考えなくても体が勝手に動いてるところありませんか?
そう。
こういった考えなくても体が動くっていうこの行動こそが
「無意識の習慣」なんです。
これがもう、45%っていうことは、
1日の半分はの習慣化されてるっていうことですよね。
すごくないですか?
まあたしかに言われてみれば、この体が勝手に動いてるような所ってありますよね。
もうルーティン化されてると言うか。
で、このいつもと違うことをするってなると、脳の前頭前野っていう部分が使われるんですけど、
実はここを使う時って大量のエネルギーを消費するそうなんです。
人は本来、エネルギーを温存したいっていう生存本能があるので、
脳としては、ここをあんまり使いたくないみたいなんですよね。
だから脳の構造上、変化っていうのをけっこう嫌うそうなんです。
ホメオスタシスの働き
そしてもう1つ。
生物にはホメオスタシスっていう働きがあります。
これは「恒常性」とも呼ばれるんですけど、
環境の変化とかそういうものがあっても、一定の状態を保とうとする働き
のことなんです。
これは生きていくためには結構大事な働きではあります。
例えば、夏でも冬でも体を36 度台に保とうとしたりとかですね。
こういったホメオスタシスっていうのは正常に機能していることが大事なんですけど、
新しいことをするっていう風になると、ちょっと邪魔なんですよね。
だから、「なかなか新しいことが続かない、自分弱いな」って思う方も、
もうこういった脳の働きを含め、体の働きっていうのが影響してるって言うのをぜひ知ってていただきたいなと思います。
なので過剰に自分を責める必要はないです。はい。
新しいことを続けるには?
とはいっても、続けようと思った事が続かないのは、やっぱなかなかきついじゃないんですか。
新しいことが続かない理由が分かったうえで、じゃあどうやったら続けられるのか。
その方法についてご紹介します。
今出てきたホメオスタシスっていうのは現状維持が大好きなんです。
なので新しいことを始めようとすると、
従来の習慣を維持しようっていう働きが、ぶわぁ~っと出ます。
そして先ほどお伝えしたように、
1日の行動のうちの45%は無意識の習慣です。
つまりあなたが新しいことを始めようと思って1日の中に取り入れようとした時に邪魔してくるのが、45%の無意識の習慣なんです。
じゃあどうすればいいのか。
その答えが無意識を味方にすることです。
でもじゃあどうやって無意識を味方にすればいいんだろうって思いますよね。
その答えは、
今あなたが新しく始めようって思ってることを当たり前の行為にさせちゃうことです。
コンフォートゾーンを広げよう
あなたが今、無意識にしてることって、そこにまぁ、ある意味何も気持ちってないですよね。
「あーやらなきゃな~、よっこいしょ」みたいな。
そういう気持ちもないままに、気づいたらやってるみたいな。
そんな感じなんじゃないかなって思うんですけど、
その、何も考えずに出来る事ってある意味、
あなたにとっての快適な領域の中に入ってるっていうことになります。
この快適な領域、居心地のいい領域っていうのを
『コンフォートゾーン』っていうふうに呼びます。
このコンフォートゾーンを広げることで、ホメオスタシスは邪魔をしなくなるんです。
例えば、
・朝6時に起きてライティングをするとか
・1日5ツイートするみたいな
そういった新しい事を、もう無意識のうちにやれちゃうような、
そこまでの位置づけに持っていくっていうことが大事になります。
そうすることで、まぁ新しくあなたが始めたことも、
現状維持の対象としてホメオスタシスが見るようになるので、
新しく始めた事が続けられるようになります。
まあホメオスタシスのこととかがわかったとはいえ、
やりたいこととやりたくないことの葛藤っていうのは、
もう誰にでもありますよね。
この2つの欲求が綱引きしてるような状態だと思うんです。
本当こういう葛藤は誰にでもあるので、
もうまずは、そういう自分がいるって言うことを許してあげましょう。
受け入れてあげましょう。
じゃあそのうえで、
このやりたいこととやりたくないことが綱引きしてる状態を
どういうふうに辞めさせたらいいかていうことを紹介したいんですけど、
ちょっと長くなってしまったので
この続きは次回お伝えします。
ということで今回は、
新しいことが続かない理由について脳の仕組みの部分から解説しました。
新しく始めようと思ったことを、1日の中の無意識の習慣に取り入れること。
そのためにも、無意識の力を味方につける。
つまりは、居心地のいい領域と呼ばれる『コンフォートゾーン』を広げる
ことが大事という話でした。
次回はやりたいこととやりたくないことの葛藤を
どんなふうに終わらせればいいかについてご紹介したいと思います。
続きはこちらをご覧ください▼
それではまた次回お会いしましょう!ならね~!