相談時にやりがちな5つのNG行為!これであなたも聞き上手!
この記事は音声を書きおこしたものになっています。
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こんにちは。
書人百花のみゅんです。
ライターとブロガー二つの柱で稼ぐ『書人』を目指して活動してます。
今回は人の相談に乗る時に意外とやってしまっている、5つの NG 行為についてご紹介します。
これは、私が心理カウンセラーの授業を受けてる中で学んだんですけど
けっこう言っちゃってるな~って思うことが多くて面白かったので、ご紹介したいと思います。
あなたも1つや2つは当てはまっているものがあるかもしれません。
その5つの行為と、じゃあどうすればいいのか。
そこまでご紹介するので、ぜひ最後まで聞いてください。
これを分かりやすくするために相談例をあげますね。
じゃあ・・・
彼氏に浮気をされて今後どうしたらいいか泣きながら相談に来たAちゃんとします。
あなたに A ちゃんが相談しに来ました。
そういう時どんなふうにしてるか、ちょっと想像してみてください。
はい。いろいろと聞き方とかもあると思うんですけど、
ここで意外とやってしまっている5つの NG 行為をまずはご紹介します。
1. 批判する
1つ目が批判すること。
相手の悩みを否定することです。
いやもうこれは話の聴き方としては NG な行為、大前提ではありますよね。
励ましのつもりでやってても、否定してしまうのは良くないです。
2.説教する
そして2つ目が、助言という名の説教です。
説教っていうのもちょっとオーバーかもしれないんですけど、
例えば「いや別れるべきだよ」とか「それぐらい許さんといけんよ」みたいな。
〇〇すべき、〇〇しなければいけない
っていう言い方で相手に伝えることです。
これをすることで思い詰めてる Aちゃんからすると、
別れるべきだとか、そういう判断を「すべき」っていうような思考で考えてしまうので、
Aちゃんがどうしたいのかっていう気持ちをちょっと置き去りにしてしまいます。
なので「〇〇すべき」っていう言い方もよくありません。
3. 自分や世間一般の意見を伝える
そして3つ目が、自分や世間一般の意見をいうことです。
例えば、
「じゃあ私だったら別れるわ」とか、「一般的にそれって許されることじゃなくない?」みたいな、
そういったあなたの意見や一般的にどうするかっていうのを伝えること、
これも良くありません。
これを言うことで A さんは自分自身よりも一般的にどうするかで考えてしまうので避けましょう。
4.勝手に判断する
そして4つ目が、勝手に判断することです。
例えば、「Aちゃん寂しがり屋やけんやめたほうが良くない?」とか、
「ほんとは別れたいと思っとるやろ?」みたいな感じで、
俺も勝手にAちゃんがどう思っているかっていうことを判断して私はあなたのこと分かってますよっていうようなスタンスで相手に聞こえてしまうので実はあまり良くないんです。
5.激励する
そして最後5つ目が、激励をすること。
「大丈夫!Aちゃんなら彼と話し合いできるよ」というような励まし。
実はこれも良くないんです。
なんか、今の状態が苦しいから「頑張れ」って励ましたくはなるんですけど、
こうすることでAちゃんは心をぎゅっと狭めてしまって、
頑張んなきゃって肩に力が入ってしまうんです。
こういった、「批判」や「説教」「自分や一般的な意見を伝えること」そして「勝手に判断すること」
あなたもやってしまっていませんか?
私は結構やってしまっていました。
ただこれは、相手の話をしっかりと聞いた上でだったら全くやってはいけないということではありません。
相手の話をしっかり聞いてない上で批判したりアドバイスしたりということをしてしまうと、
これは相手の心の奥底にある潜在意識。無意識の領域ですね。
そこに届いてしまうんです。
なので、回りまわってAちゃんとの信頼関係とかにも繋がるし、
Aちゃんが自分で考えることをやめてしまうことにも繋がってしまうんです。
じゃあどうすればいいのか。
ここを考える時に大切な心理についてお伝えします。
相談したい時の心理とは?
人が悩みや問題を抱えている時に心の中に浮かぶ気持ちっていうものが4つあります。
今言ったのって全部、まずは自分の気持ちをわかってほしい・聞いてほしいという気持ちが心のベースにあるんです。
これを『第一次欲求』って言うんですけど、
この第一次欲求っていうのが満たされると、悩みを抱えている人の心っていうのは安定していって
自分でしっかりと自分の問題と向き合うことができるようになります。
この、第一次欲求が満たされてないのに
助言とかアドバイスをしてしまうと、
Aちゃんからすると「自分の話を聞いてほしい」「理解してほしい」と思ってるのに、
逆にあなたが言うことを「理解させられてしまう状態」っていうふうになってしまうんです。
なのでまずは話を聞くこと。
これを大事にしてみてください。
相手のことを一切批判せずに、相手の存在や話をまずは受け入れること、
そして相手の話を共感しながら理解すること。
「そかそかそだったんだね」って、
「それはつらかったよね」っていうような感じで、
話をしっかり聞いてくれてるな~って思ってもらえるような聞き方をすることが大切です。
そういった聞き方をして
相手がしっかりと話ができたなとか、思ってたことを伝えられた・吐き出せたなーっていう状態が見えたなら、
客観的に見てて思うことだったり、励ましというか助言をする
っていうのも一つです。
まぁあなたも、カウンセリングとまではいかなくても、
例えば、相手がすごく思いつめている時だったりそういう時は
さっき言ったやりがちな NG 行為っていうのはまずはぐっと抑えて、
相手の話を聞くこと。
そして相手が自分で考えていけるような、そんな話の聞き方をするように意識すると
、もっともっと相手にとって良い聞き方ができます。
相手の相談に乗るときは、今回お話ししたことをちょっと取り入れて聞いてみてください。
はい、ということで今回も聞いてくださってありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう!ならね~!