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11/3(金・文化の日) 大森貝塚保存会主催の現地歩き企画 発見・発掘当時の風景を追体験するコース 市民によって守られてきた歴史も伝わる
11月3日(金・文化の日)午後、#東京都大森貝塚保存会 による「知ろう!歩こう!大森貝塚」を開催🚶♀️ 秋晴れのもと、#新美豊 会長のガイドで、16名(スタッフ4名を含む)ご一行にて実施。私もスタッフとして参加しました。
国指定史跡・#大森貝塚 については、大田区側にある #大森貝墟碑 、品川区側にある #大森貝塚碑 と #大森貝塚遺跡庭園 、リニューアル中の #品川歴史館 など、JR線の西側にある池上通り沿いが見どころですが、今回は、東側からスタート。品川区立 #大井水神公園 沿いに北上するルートをとりました。
『Shell Mounds of Omori』に出てくる、大森貝塚発掘の様子を描いた #モース 博士のスケッチは、線路の東側から見たものであり、「品川区 大森貝塚」の看板が掲示された台地の突端(大森貝塚遺跡庭園)がまさにその風景。明治10(1877)年の発見・発掘当時を追体験するには、このルートがよいと気づきました🤩
この辺りは、崖線に沿って線路が走っているわけですが、ところどころに台地の切れ込みがあります。大田区と品川区の境を流れる下水道の空気抜き塔が、大井水神公園内で見られます。また、大森貝塚遺跡庭園の北側には、歩行者と自転車が通行できる #桐畑地下道 があり、大森貝塚の貝層断面を再現した標本が展示されています。そして、車が通行できるのは、鹿嶋神社の北側の坂道であり、ここには水神公園の由来となっている #大井の水神社 があり、湧水が見られます。ブラタモリ的に、地形に着目して歩きました。
鹿嶋神社の坂を途中まで上ると、古代から中世にかけての東海道(平間街道)と考えられる道が出てきます。当時は、海に沿った道であったわけで、線路の方を見下ろすと、眼下に海が見えてくるようです。大井の名の由来となった井戸のある #光福寺 、また、#鹿嶋神社 など、いにしえの東海道をたどりながら歩きました(私の地元、大田区の新井宿の地名も、古代の駅があったことに由来します)。
そんな起伏に富んだ、歴史の道をさかのぼり、いよいよ大森貝塚遺跡庭園(品川区)へ。隣地にマンションが建つ際、大森貝塚保存会からの要望で、庭園から線路沿いに大田区側に抜ける通路を設けてもらった話が紹介されました。
また、大森貝墟碑(大田区)を含む敷地にマンションが建つ際にも、文化財保護法に沿って所有者が文化財の保存と公開に努めなくてはならないことを伝え、2分の1の碑のレプリカが通り沿いに設けられた話も紹介されました。
大森貝塚が市民によって、大切に守られてきたことも伝わる企画でした。
4年後の令和9(2027)年9月に迎える #大森貝塚発見発掘150周年 に向けて、現地を歩く企画を続けていきますので、ぜひご参加ください‼️
#みどりと文化 #歴史大好き議員
#チクメン #一所懸命 #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員 #庄嶋たかひろ #庄嶋孝広
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