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9/1(日) 一般社団法人大森倶楽部講演会「渋沢栄一の『論語と算盤』に学ぶ『道徳と経済』」講師は熊木將人さん 新一万円札を機に、田園調布を開いた渋沢栄一を学ぶ

9月1日(日)、一般社団法人 #大森倶楽部 主催の講演会「渋沢栄一の『論語と算盤』に学ぶ『道徳と経済』」に会員として参加。区議会定例会を前に、いろいろな用事を「ごめんなさい」した日ですが、この講演だけはどうしても聴きたかったのです❗️

講師は、#熊木將人 さん。近畿日本ツーリスト勤務の旅行マンであり、昨年11月に私も参加した大森倶楽部の #台湾歴史研究旅行 でも企画・添乗していただき、大変お世話になりました。その熊木さん、実は、2021(令和3)年の大河ドラマ『#青天を衝け』にあたっては、ご当地の一つ東京都北区にあって、「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」の館長を務められていました。当時は、そんなことは露知らず、飛鳥山の大河ドラマ館を満喫させていただきました。

なぜ今回、#渋沢栄一 かと言えば、今年7月3日から新一万円札の顔となったのを機に(#福澤諭吉 門下生の私にはちょっぴり寂しい気持ちもありますが)、#田園都市株式会社 の発起人として田園調布を開いた大田区と縁のある人物ということで、その人生をあらためて学ぼうという趣旨でした(ちなみに、8月4日発行のおおた区議会だより最新号の表紙も、同じ趣旨で「田園調布旧駅舎」が表紙を飾っています)。

1840(天保11)年から1931(昭和6)年までの91年の人生を、3つの時期に分けて紹介。実業家であるだけでなく、社会福祉事業家、教育者、民間外交大使でもあるその人生を、振り返りました。
最も印象に残ったのは、「#近代日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一ですが、本人は資本主義という言葉を使っておらず、「#合本主義(がっぽんしゅぎ)」という言葉を使っていたということ。公益の追求、資本だけでなく人材を重視した考え方だったようです。

そして、田園調布を開くにあたっては、大森倶楽部発起人の一人でもあり、第一生命を設立した #矢野恒太 が資金面でサポートを行い、現在の東急電鉄につながる目黒蒲田電鉄、東京横浜電鉄の社長にも就任し、渋沢栄一から田園都市事業を託されています。矢野恒太を通じ、大森倶楽部の歴史ともクロスするのですね。

また、渋沢栄一の後継者となった孫の #渋沢敬三 は、実業家であるとともに、日本銀行総裁や大蔵大臣も務めた人物ですが、さらに民俗学の研究者を支援したとのことで、私のフィールドワークスタイルに絶大な影響を与えた民俗学者・ #宮本常一 にも目をかけていたというのを初めて知りました。

旅行マンの熊木さんらしく、渋沢栄一の海外渡航歴に着目された話も織り込まれており、「#歴史と旅」をライフワークとしている私にとって、大変興味深い講演でした。熊木さんの博識ぶりと話術にぐいぐい引き込まれました。また研修旅行の企画やガイドをお願いできる機会があれば参加したいです☺️

#チクメン  #一所懸命  #とことん現場主義
#あなたと共に政策実現
#大田区議会議員  #庄嶋たかひろ  #庄嶋孝広

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