世界各国の需要を予測できる参考指標(外部要因分析指標)
これまでいろんな事を調べてきました。
統計のような俯瞰をするデータから、TikTokで個人が感じている様子なども調べてきました。
鳥瞰と虫瞰の目線で調べてきました。
※鳥瞰=全体の見下ろし俯瞰する。
※虫瞰=鳥瞰とは逆で、下から見上げて仰ぎ見る事。
ということで、
ざっくり世界各国共通で需要の予測の指標がないか調べてみました。
世界各国の需要を予測する指標
経済指標
GDP成長率[1][8]
消費者物価指数(インフレ率)[8]
失業率[6]
為替レート[6]
消費者信頼感指数
人口統計
人口増加率
年齢構成の変化[7]
都市化率
産業・市場動向
産業別生産指数
小売売上高
設備投資動向
輸出入動向
政策・制度
金融政策(金利水準など)[8]
財政政策(政府支出、減税措置など)
規制環境の変化[7]
技術革新
新技術の普及率
研究開発投資の動向
消費者行動
消費者嗜好の変化[7]
ソーシャルメディアのトレンド[6]
外部環境
天候・気候変動[6]
地政学的リスク
業界特有の指標
自動車産業:新車登録台数、中古車販売動向[9]
不動産業:住宅着工件数
観光業:旅行者数、ホテル稼働率
AIや機械学習を活用した予測モデルを構築することで、複雑な要因間の相互作用も考慮した高度な予測が可能になってきています[6][7]。
とのことです。
さらには、、
需要予測の精度を高めるためには、単一の指標だけでなく、複数の指標を組み合わせて分析することが重要です。
また、各国の特殊性(文化、制度、地理的要因など)も考慮に入れる必要があります[9]。定期的にデータを更新し、予測モデルを調整することで、変化の激しいグローバル市場においても適切な需要予測が可能となるでしょう。
とのことです。
Citations:
[1] https://aismiley.co.jp/ai_news/ai-demand-forecast-five/
[2] https://www.tryeting.jp/column/946/
[3] https://yellowfin.co.jp/blog/jpblog-demand-forecast
[4] https://aicross.co.jp/deep-predictor/blog/blog5/
[5] https://xica.net/xicaron/how-to-forecast-demand-and-why-it-matters-in-marketing/
[6] https://www.salesanalytics.co.jp/column/no00403/
[7] https://biz.nuro.jp/column/085/
[8] https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76335?site=nli
[9] https://www.gendai.co.jp/service/market_forecast/
それぞれの
GDP成長率の変化
上昇時:
高級品や耐久消費財の需要増加
レジャー・旅行関連サービスの需要拡大
下降時:
生活必需品への需要シフト
低価格商品・サービスの需要増加
消費者物価指数(インフレ率)の変動
上昇時:
耐久消費財の駆け込み需要発生
金融商品(インフレヘッジ)への需要増加
下降時:
消費全般の活性化
不動産投資の需要増加
失業率の変化
上昇時:
職業訓練・教育サービスの需要増加
低価格商品・サービスへのシフト
下降時:
高額商品・サービスの需要回復
住宅購入需要の増加
為替レート
円安の場合:
輸出企業の収益が増加し、設備投資や雇用の需要が高まる可能性がある
6
輸入品の価格上昇により、国内代替品への需要が増加する
インバウンド観光需要が増加する
円高の場合:
輸入品が割安になり、輸入品への需要が増加する
海外旅行需要が増加する
輸出企業の収益減少により、設備投資や雇用の需要が減少する可能性がある
消費者信頼感指数
指数上昇時:
耐久消費財(自動車、家電など)への需要が増加する傾向がある
住宅購入やリフォームなどの大型支出への需要が増加する
レジャーや外食などの選択的支出への需要が増加する
指数下降時:
必需品への需要シフトが起こる可能性がある
貯蓄率が上昇し、消費全体が抑制される傾向がある
高額商品やサービスへの需要が減少する
人口統計
人口増加率
上昇時:
基礎的な生活必需品(食料、住居、衣料など)の需要増加
教育、医療サービスの需要拡大
インフラ整備(道路、公共交通機関など)への需要増加
下降時:
高齢者向け製品・サービスの需要増加
労働力不足に対応する自動化技術への需要増加
不動産市場の需要減少
年齢構成の変化
高齢化が進行する場合:
医療・介護サービスの需要増加
年金・資産運用サービスの需要拡大
バリアフリー製品・サービスの需要増加
若年層が増加する場合:
教育サービスの需要増加
エンターテインメント、ファッション関連の需要拡大
住宅、自動車などの大型消費財の需要増加
都市化率
上昇時:
都市型住宅(マンションなど)の需要増加
公共交通機関の利用需要拡大
コンビニエンスストアなど都市型小売の需要増加
下降時:
郊外型住宅の需要増加
自家用車の需要増加
地方創生関連サービスの需要拡大
産業・市場動向
産業別生産指数
上昇時:
原材料や中間財の需要増加
設備投資や人材採用の需要拡大
物流サービスの需要増加
下降時:
コスト削減関連サービスの需要増加
企業再編・M&Aコンサルティングの需要増加
失業対策や職業訓練サービスの需要増加
小売売上高
上昇時:
消費財全般の需要増加
小売業の設備投資需要増加
広告・マーケティングサービスの需要拡大
下降時:
低価格商品・サービスへの需要シフト
Eコマースプラットフォームの需要増加
在庫管理・効率化サービスの需要増加
設備投資動向
上昇時:
機械設備メーカーの需要増加
建設・エンジニアリングサービスの需要拡大
金融サービス(融資、リース等)の需要増加
下降時:
中古設備市場の需要増加
メンテナンス・修理サービスの需要増加
コスト削減コンサルティングの需要増加
輸出入動向
輸出増加時:
物流・運送サービスの需要増加
輸出関連金融サービスの需要拡大
海外マーケティングサービスの需要増加
輸入増加時:
外国語翻訳・通訳サービスの需要増加
輸入品販売店舗の需要拡大
通関サービスの需要増加
これらの指標の変動は、直接的な需要の増減だけでなく、関連産業や代替サービスにも波及効果をもたらし、新たな需要を生み出す可能性があります。
まとめ
私も全部を把握しきれていませんが、これから1つづつ確認していこうかと思います。
ひとつ、調査漏れというか、noteでは書ききれなかったなと思ったのは、増加時、減少時の需要が減るモノを書ききれなかったな。と思いました。
これから需要が減る。
とわかっていれば、それはいち早く対処のしようがあり、ダメージを最小限に食い止め、別の展開をすることで、新しい収益軸を作ることに繋がると思います。