世界を魅了する「盛岡」
今年2月に放映されたニュース動画で、
少し古いのですが、ぜひ、ここは知っていただきたいと思ったので投稿します。
外国人観光客「大都会とは大違い」
きっかけは、
ニューヨーク・タイムズに
今年行くべき52箇所の2番目に盛岡が選出された事。
NYタイムズに推薦し、記事を執筆したのは、クレイグ・モドさん。
盛岡は、2〜3日間あれば面白い冒険になるし、勉強もできて歴史もあって、日本の特別さを味わえるところだと思う。
日本旅行の1回目はA面の京都、東京、金沢、広島でいいけど、実は一番面白い「味のある」独特な曲はB面に入っている。
定番の観光スポット以外にも若者に人気のコーヒー店では
マレーシア人家族が来ておられ、
「東京のようなゴミゴミしている大都会とは大違いよ」
盛岡の魅力は”B面”にある隠れた名曲のような部分
江戸風情が残る「鉈屋町」(なたやちょう)というところがある。
スイス人女性
昨日から吉田さんの弟子になりました!
昨日、ここあたりを散策していたらたまたま吉田さんと出会いました。
吉田真理子さん(76歳)はこのあたりで手芸教室をされており、外国人を見つけると声を掛けているという。
そのスイス人女性を連れて、隣接するご自宅にご案内すると、スイス人女性は「うわ〜」っと大喜び。
自宅は明治時代に作られた日本家屋。150年経つという。
奥には盛岡の伝統の「つるし雛」が飾られていた。
かつて、盛岡には各家庭のこのつるし雛をみて楽しむという風習があったそうです。
スイス人女性は言う
盛岡の小さな町にこんな宝物があるのが信じられない。
吉田さんは言う。
「この街の魅力は暮らしぶりなのよ」
「おうちに入らないとこの街はわからないんじゃない?」
スイス人女性は言う
「泊まりたい!ここに!」
次の世代にバトンを渡している事は「大事な宝物」
記事を執筆したクレイグ・モドさんはこう言う。
それを象徴している店が盛岡にはある。
1976年創業 コーヒー店 クラムボン店主
先代の方がすごく人気で、盛岡では知らない人がいないと言われる程のマスターだったが、2019年がんで他界。
それを娘さんの高橋真菜さんが継いでいる。
お客様がすごく父の事を好きでいてくれて「父の味を残したい」のが一番の理由です。という。
父のまさあきさんがいた頃と店内はなにも変えていないという。
常連の女性は、明るくこう言う。
本当に息子も育てていただいて、苦しい時にこちらの見せに来てそこで勉強してたんです。感謝していますからね。本当に心から。
真菜さんのおかげでまた美味しい珈琲を飲める。
他にも楽しめる訪日外国人が楽しめるものがたくさんある
わんこそば、盛岡神子田朝市、五百羅漢、盛岡つなぎ温泉、盛岡手づくり村。手作り村では、プロの手ほどきを受けながら竹細工や藍染作りを体験できる。
日本人には、ちょっと飽きてしまっているようなものでも、訪日外国人にとっては新鮮に写るようです。
特に異国での身体を動かしての体験などは本当にいい旅の思い出になるのでしょう。
そういえば、海外に行って、何か、ものづくりを体験してきた。という話しはあまり聞かないですよね。もしかすると海外にはあまりそういうのは無いのかも知れません。
NYタイムズ2番目に勧められた由縁
クレイグさんは言う。
年を重ねた人の生き方のロールモデルかも知れない
年を重ねるとなかなか仕事が見つからない。お金がない。
などの問題にぶつかる。
ただ、あまり悩むことは本当はなく、代々行われてきた事や、その街を盛り上げるために続けてきた事などを、今は海外の方に伝える事が歳を重ねた人の生き方のロールモデルなのかもしれない。
もし、新しくやるべきことがあるとすると、クレッグさんのように世界の人々に気づいてもらえるように、外に発信する事や、これまで大事にされてきたことを変えずに過ごす。ということが大事なことなのかも知れない。
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