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内因的因子と外因的因子

あーなるほどなぁと自分の中で納得しましたので、文字にしてみました。

浪人して大学受験失敗したことに対して、納得してない部分がありました。

結論から書きますと、①内因的因子(自分の中での問題)と②外因的因子(自分の外にある問題、言い換えれば置かれている環境)を分けて考える必要がありました。

自分の場合は、内因的因子には納得していて、外因的因子に納得していなかったということです。
それぞれについて述べていきます。

①内因的因子
大学に通うということは学費が必要になります。自分は栄養学科に行きたかったため、学費は高くなります。

しかし、現役で私立大学に入ってバイトでなんとかしようと思っていましたが、受験に失敗しました。大学院にも進学がしたかったため、浪人し公立大学を目指すことにしました。結果はプレッシャーに押し潰されてセンター試験時に頭が真っ白になり失敗。公立大学に進学するために浪人してたので、また勉強が出来ない人が栄養士を目指したらあかんとも思いましたので、栄養士になる夢を諦め、昔の夢である調理師を目指すために専門学校へ進学しました。高い予備校代(一応特待生でした)を払ってもらい大学に進学しなかったので、ほんま親に申し訳なかったのと、専門学校の学費を出してもらい感謝しかありません。

そこで、山口絵里子さんの本に出会いました。

一言で言うのであれば、「国際協力」について書かれている本です。自分も国際協力をやりたいと思っていましたので、それで栄養士を目指していました。たった一、二度の失敗で諦めるのは言い訳でしかない、勉強が出来ないのであれば、出来るまですれば良いと思いました。

なので、学費が短大よりも安かったので、栄養の二年制専門学校に進学しました。管理栄養士は実務経験3年で国家試験に合格すれば取得出来るため、卒業後は独学で取りました。
大学院への進学は大卒が必要になるため、学費も稼ぐ必要もあったため、働きながら通信制大学で卒業しました。
その間、休学して青年海外協力隊で2年間グアテマラに行きました。

その後は、働きながら大学院(修士)でstunting(発育阻害)の背景因子の検討をするためにグアテマラの3~5歳の食事調査等を行いました。
現在は博士課程で引き続きグアテマラの栄養問題についての研究をしております。

あとパニック障害になったりといろいろありましたが、自分のやりたいことが出来ているため納得しています。

②外因的因子
こちらは厄介ですね。自分の力ではどうにもならないことですから。
専門学校卒の栄養士ということで、手取り13万以下、ボーナスなし、サービス残業、休憩時間なし、長い日は14時間勤務、平均10〜11時間、休み少ない時は月4、おまけにパワハラあり。
今は改善されているとは思いますが、それにしても酷い勤務でした。管理栄養士を取って辞めましたが…。
見下されることが辛かったですね。
もし大学に進学していれば、こんな境遇に遭わなかったなと思うと専門学校に進学したことを後悔しました。それ以外にも理不尽な目に数え切れないくらいに遭いましたので尚更に後悔しましたね。(これ以上は怒りが爆発しそうなので、自粛します)

だがしかし、院卒になると周りからの見られ方は変わりました。ようやく人として扱われているように感じました。

こう↓考えられるようになってからは、かなり楽になっていましたが、どこか腑に落ちないところがありましたので、今回新たにnoteを書きました。

まとめますと、①内因的因子は、「大学受験に失敗したことは納得していて」、②外因的因子は、「専門学校卒の栄養士やから見下されていたことに納得してなかった」と言うことです。

各項目を整理して分けて考えることが必要かやと思いました。

最後に、幸せの総量を増やして行けるように生きていきたいと思います。

それでは、みなさん良い休日を!

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