【レビュー】「日本人指導者が世界を渡り歩く」 ゲスト:松田 裕貴さん(中国大連サッカー協会女子U-17監督)【第3回 サッカー談義】2022.2.16
【第3回 サッカー談義】テーマ「指導者」を2022年2月16日に松田 裕貴さんを発表者にお招きして様々なカテゴリーの指導者6名・運営メンバー3名の9名で開催しました。
■レビュー
オンラインサッカー談義の目的はサッカーに関する様々なテーマでディスカッションして、”意識”を高めたり、”仲間”探しの場として、横の”繋がり”をつくるのが目的。
第3回目となる今回のテーマは「指導者」。プレゼンターの松田 裕貴さんは「日本人指導者が世界を渡り歩く」と題してディスカッションを行った。松田さんは8ヶ国で指導経験があり、現在は中国・大連サッカー協会女子U-17の監督をしている。
サッカーの監督は就任から1ヶ月でクビになる可能性があるシビアな世界だ。日本以上に海外では結果があってはじめて監督として評価される。厳しい世界ではあるが、海外における日本人のサッカー人材は希少性があり価値が高いと松田さんは語った。現地での指導は英語が基本で、SNSのダイレクトメッセージや現地での飛び込み営業、知り合いの紹介で指導チームを探したという。
松田さんのプレゼンのあとは参加者それぞれが自身の悩みや考えを他の参加者に共有する時間が設けられ、活発で熱い議論が行われた。
■運営メンバー大学生の重野くんの一言感想
「育成年代では『個性』と『成長』、トップカテゴリーでは勝敗が、監督・スタッフ・選手との関係性が重要」
■参加者感想
森下 徳顕さん(柏マイティーFC:U-9・10監督/ジュニア総監督)
「自分の2年間だけの海外指導経験とは違い、またカテゴリーも違うことから 知らない部分が少し知れてとても刺激に&勉強になりました。松田さん以外の参加者からの意見や疑問もとても参考になるものばかりでした。」
米山 信介さん(ラインメール青森:ジュニア(U-10)監督)
「海外や自分と違うカテゴリーの指導者の方々の意見や悩みを聞けて、共感する部分とこんな考え方があるのかと、知識の幅を広げることが出来ました。今後とオープンマインドで色々な方の話に耳を傾けて、勉強していきたいです。」
阿部 貴也さん(鎌倉インターナショナルFCコーチ)
「私自身まだまだ他県、他国の指導者のお知り合いが少ないのでこのような貴重な機会をいただきお話させていただけてとても楽しく為になりました。」