イオンの株価が上がっているらしい
「新聞よりちょっと分かりやすく、たいぶふわっと」
をテーマに経済ニュースについて、書いていきます。
〇こんな人向け
・経済のことはわからない
・でも、仕事の都合で無視もできない
・とはいえ、勉強している時間もない
・明日、仕事仲間に「ドヤ!」って言いたい
今日の記事はこれ。
今回はタイトルの
「<東証>イオンが上場来高値 上方修正で売り方が買い戻し」
この太字の部分のみに焦点を当てます。
後半の部分は割愛♡
■記事の要約
ざっくり言えば、
イオン株価が今まで一番高い価格になった!
持っている人はもうかったね!
ってこと。
株価はシンプルに言えば、これから成長しそう!業績よくなりそうだな!
って思われたら、買われて、値段は上がる。
複雑にすればかなり複雑だけど、今回はシンプルに考える。
タイトル後半部分を割愛したのは複雑になるから。
(後半の部分を知りたい人は「信用倍率 目安」とかで調べて、分からない用語をさらに調べる、を20回くらいやってください☆)
イオンは皆さんご存知、イオンモールとかをやっているわけで、
要は小売業。
前回はセブン&アイついて記事を書いたけど、
セブンの株価も上がってるのかなと思ったのでちょっと調べてみた。
(ついでにいくつか他の小売りも)
■小売業の株価の推移
2020年の1年間の下記の7社の株価をまとめてみた。
・イオン
・セブン&アイ
・イズミ(中四国・九州のスーパー)
・Jフロント(大丸・松坂屋)
・三越伊勢丹
・H2O(阪神阪急)
・高島屋
イオンだけ突出している。
次いで小売。
最後に百貨店が固まっている。
ここからわかることは2つ
①なぜかイオンだけ調子がいい
②百貨店はどこも厳しい
②については、別の機会にまとめるとして、
今回は①について考えていきたい。
■イオンの業績
とはいえ、記事を見ると
2020年の売上は前年比で44%~30%減になりそうとのこと。
決して売上がめちゃいいわけではない。むしろ悪い。
じゃあなんで?
もともとは70%くらいの減益を予想していたから。
つまり、まぁ悪いんだけど
思っていたよりまし。ということ。
でも前回書いたセブン&アイは
思っていた通りに悪かった
なんで、イオンは思っていたより良かったのか。
■イオンとセブンの比較
セブン&アイの売上は部門別でみると、こうなっている。
ほぼ、コンビニ。次に金融。
一方、イオンはというと
左が売上、右が利益(営業利益)
GMSってのは、総合スーパーでいわゆる「イオン」食品以外にもいろいろなテントが入っているやつ。
SMは「マルエツ」「まいばすけっと」とか中小のスーパー。主に食品。
ヘルス&ウェルネスは「ウェルシア」とかのドラッグストア系。
この3つで75%くらい。
セブンとはだいぶ中身が違うことがわかる。
まとめると
・でっかいイオン:売上はある。利益はない
・マルエツ:しっかり売上はあって、利益もある
・ウェルシア:しっかり売上はあって、利益もある
セブン&アイはコンビニメインだけど、
前回書いたように客数が激減しているので、業績不振。
理由はおそらく2つで、
①出勤しないから、コンビニ行かない
②家の近くでいくならコンビニよりスーパー
こう考えると、
マルエツにしっかり売上があることとつじつまが合う
だって、スーパーだから。マルエツ。
また、
ウェルシアはマスク買いに行くでしょ?ついでにいろいろ買うでしょ?
最近はドラッグストアでお弁当も売ってるし。
最後に、
あのでっかいイオンってじいちゃんばーちゃんの憩いの場になっているから
コロナ、外出控えめで、激減
■結論
前回の記事の最後でレイクタウン、人いるかもって言ったけど、
たぶんいないかも。