Node.jsでLINEリッチメニュー適用スクリプトを書いてみた
こんにちは!dotDでmeepaの開発を担当している前田です。
以前、「LINE Messaging APIでリッチメニューを作成・表示させる方法」を書きましたが、「毎回richMenuId・画像を設定して何度もAPIを叩くのが面倒・・・」と思い始めてきました。
なので、Node.jsでリッチメニュー適用スクリプトを書いて、コマンド1回実行すれば、指定したLINEボットにデフォルトのリッチメニューが適用されるようにしました。
特に、リッチメニューの更新頻度が多い方や、複数のLINEボットに同じリッチメニューを適用しなければならない方は、ぜひこの記事をご覧ください!
リッチメニューの適用を楽に行うことができるようになります!
スクリプト
import fs from "fs";
import { Client } from "@line/bot-sdk";
import { CHANNEL_ACCESS_TOKEN, RICH_MENU } from "./config.js";
class RichMenu {
constructor(client, richmenu) {
this.client = client;
this.richmenu = richmenu;
}
// デフォルトのリッチメニューを適用する
async applyDefaultRichMenu() {
await this.#createRichMenu();
await this.#setRichMenuImage();
await this.#setDefaultRichMenu();
}
// リッチメニューを作成する
async #createRichMenu() {
await this.client.createRichMenu(this.richmenu).then((richMenuId) => {
this.richMenuId = richMenuId;
});
}
// リッチメニューの画像をアップロードする
async #setRichMenuImage() {
await this.client.setRichMenuImage(
this.richMenuId,
fs.createReadStream("./public/img/img_richMenu.png")
);
}
// デフォルトのリッチメニューを設定する
async #setDefaultRichMenu() {
await this.client.setDefaultRichMenu(this.richMenuId);
}
}
const client = new Client({
channelAccessToken: CHANNEL_ACCESS_TOKEN,
});
const richmenu = RICH_MENU;
const richMenu = new RichMenu(client, richmenu);
// デフォルトのリッチメニューを適用する
richMenu.applyDefaultRichMenu();
このスクリプトは、applyDefaultRichMenu()を実行して、①リッチメニューを作成する → ②リッチメニューの画像をアップロードする → ③デフォルトのリッチメニューを設定する の順でAPIを叩いて、指定したLINEボットにデフォルトのリッチメニューを適用します。
コンストラクタの第1引数には、以下の値を渡します。
'<channel access token>'はLINE Messaging APIのChannel access tokenです。
new Client({
channelAccessToken: '<channel access token>',
});
コンストラクタの第2引数には、リッチメニューオブジェクトを渡します。
{
size: {
width: 2500,
height: 1686
},
// Other rich menu object properties
// ...
}
まとめ
業務のなかで、複数のLINEボットにリッチメニューを適用する場面が度々あり、もっと速く適用できたらいいなと思ったので、スクリプトを書きました。
今回の件で、手作業をしているところで自動化・効率化できそうなことはガンガンしていきたいなと思いました!
最後に、dotDでは、新しい事業を共に作っていくためのエンジニアのメンバーを募集しています!
少しでも興味を持ってくださった方はお気軽にご連絡ください!!