北風と太陽の図

プロフェッショナル仕事の流儀 小児神経科医・友田明美を見て感じたことを図にしてみました。

友田さんは精神疾患を抱えた子供の治療に日々あたっており、また、ストレスによって脳が萎縮することを実験によって証明した方である。

彼女が言っていたことで印象的だったのは、子供の前に、親に寄り添うことが大切さだということ。その背景には、精神疾患を抱えた子供に対して頭ごなしに注意ばかりしていると、子供の病状が悪化してしまうという現象がある。親は子供の特徴を受け入れ、子供と対話し、子供の成功体験や自己肯定感を上げる手助けをすることが大切だということだと思う。

これは精神疾患の有無に寄らないことなのかもしれないし、それ以上に、子育て以外でも重要なことだと感じた。

この話を聞いた時、北風と太陽の話を思い出した。こちらの一方的な行為だけでは事態は解決しない。相手を観察し、対応を考え方、相手に寄り添うことが問題の解決には重要である。

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