話が合う・合わないの図②
話が合う・合わないの図を書いた後、20歳以上年上の先輩と話していて感じたことを図にしてみました。
人間には生活性、社会性、独自性という三つの段階があり、各段階について満足すると次の段階に進めると以前の記事に記載した。その際、生活性▶︎社会性▶︎独自性の順番に遷移していくと書いたがそれは不十分だったかもしれない。
新たに考えた図では、三つの状態が輪のように繋がっている。つまり、この状態遷移は人生のうちに何周かするものだと考えた。
例えば、20歳以上年上の先輩は、ご健康で、会社での経験も豊富であり、現在部室長を務めている。そんな先輩が最近始めたのが登山だ。始めた動機は、健康維持と1人でできる遊びをしたかったからだと言う。そしてそれだけに留まらず、現在は登山初心者の集まりに参加し、新たにコミュニティを形成しているのだとか。
ある地位まで上り詰めた人は、生活レベルや生活リズムなどが以前と変わる、もしくは変えたくなるのかも知れない。また、それによって関わりを持つ人間が変わり、その中で新たなアイデンティティを模索することになるのだろう。