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Python3 | ④組み込み関数

こんにちは、現役理系大学生のShogoです!

今回は、Python3超入門講座第4弾です!

前回の記事を読んでいない方は、こちらからご覧ください。


今回の内容は、「組み込み関数」です。

組み込み関数と言っても、全部紹介していてはきりがないので、重要なものだけピックアップしました。

全部を覚える必要はありませんが、こんなものがあるんだー、と思いながら見ていただけると幸いです。

それでは、いきましょう!

開発環境

開発環境は、VScodeです。

VScodeでのPythonの実行方法は、以下のURLを参考にしてみてください。


4-1 組み込み関数とは

組み込み関数とは、プログラミング言語で標準搭載されている関数のことです。

今回は、よく使用される組み込み関数をひとつずつ紹介していきます。


4-2-1 type( )

print(type(1)) # <class 'int'>
print(type('one')) # <class 'str'>
print(type([1, 2, 3])) # <class 'list'>
print(type({1, 2, 3})) # <class 'set'>
print(type({'1': 'one'})) # <class 'dict'>

typeは、引数がひとつだけの場合、( )のオブジェクトの型を返します。

例えば上記の場合、type(1)ならばint、type('one')ならばstrと、対応した型が出力されていることがわかります。これは、オブジェクトの型がわからなくなったときに有効です。


4-2-2 list( )

print(list('abcdefg')) # ['a', 'b', 'c', 'd', 'e', 'f', 'g']

listは、( )と同じ内容、また、同じ順序でリストを作成します。

例えば上記の場合、'abcdefg'それぞれがリストにひとつずつ記述されていることがわかります。


4-2-3 len( )

print(len([1, 2, 3, 4, 5])) # 5

lenは、オブジェクトの長さ(要素の数)を返します。

例えば上記の場合、リストの要素は5つなので、printで5が出力されます。


4-2-4 set( )

s = set([1, 2, 3])
print(s) # {1, 2, 3}

setは、集合を作る関数です。

詳しくは、以前の記事をご覧ください。


4-2-5 input( )

word = input('Enter:')

print(word)

# Enter:
# もしaを入力した場合
# a

inputは、入力した文字を読み込む関数です。

この場合、a を入力すると、wordに a が代入され、print(word)で出力されるというわけです。

yesかnoかを答えさせる文章はinputを使うことで作成できます。

while True:
   word = input('y/n:')
   if word == 'y' or word == 'n':
       break
   print('wrong')
   
# y か n の場合は、Trueなので終了
# それ以外の入力の場合は、Falseなのでwrongを出力して続行

 

4-2-6 range( )

for i in range(5):
   print(i)
   
# 0 
# 1 
# 2 
# 3 
# 4 

rangeは、( )に指定した数値までを指定してくれる関数です。

例えば上記のように、5つの値を指定してforループで i に代入しながら、print(i)で出力することで、0から4までの数字を表示することができます。

また、range( )に入る数値は、その数値までという意味なので、range(start, stop)という形も可能です(start、stopは数値)。例えば、次のようなものです。

for i in range(2, 5):
   print(i)
   
# 2 
# 3 
# 4 


4-2-7 enumerate( )

for i, number in enumerate(['zero', 'one', 'two']):
   print(i, number)

# 0 zero
# 1 one
# 2 two

enumerateは、0を始めとして、要素に番号付けができる関数です。

例えば上記のように、forループともに記述すると、リストの要素をひとつずつ番号付けしながら、print( )で出力してくれます。

もとのコードはこちらです。

i = 0
for number in ['zero', 'one', 'two']:
   print(i, number)
   i += 1

# 0 zero
# 1 one
# 2 two


4-2-8 zip( )

A = ['1', '2', '3']
B = ['one', 'two', 'three']
C = ['壱', '弐', '参']

for a, b, c in zip(A, B, C):
  print(a, b, c)
  
# 1 one 壱
# 2 two 弐
# 3 three 参

zipは、一番はじめの要素(A '1', B '2', C '3')を一番初めの変数(a, b, c)にそれぞれ入れて実行するものです。


まとめ

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今回は、「組み込み関数」を学習しました。

バラバラで分かりづらかったかもしれませんが、辞書代わりに使っていただければなと思います。

他の組み込み関数については、Python公式ホームページに記載されているので、よろしければそちらもご覧ください!


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では、またの機会にお会いしましょう!

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