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左利きの本音

25年間生きていると出来るようになったこと、好きになったことや変わったことなど数をあげればキリがないですが、一つだけ変わらない事があります。
それは左利きということです。

左利きは器用、天才などと言われることが多いです。
例えば、ペン。
なにか書き物をしていると「左利きなんだ!」と珍しがられます。
年配の方に至っては「左手で字が書けてすごいね」と仰られることもちらほら。

当の本人からすれば、左手で字を書くことや箸を使うことはごく自然であり、当たり前に行っていることですが、右利きが多数の世の中において希有な存在なのです。

そんな右利きが多い世の中において、左利きは常に不利な立場です。
改札口、自動販売機のコイン入れ、ハサミなど世の中にあるものは大体が右利き用に作られていることがほとんどです。

ちなみに世界的に見ると右利きと左利きの割合は9:1で右利きが多いと言われています。
統計的に見れば、右利きのためにモノが設計されるのは至極真っ当です。

そんな右利き用に作られた世の中では左利きは使いづらい右手を駆使して生きています。
先ほど例えで挙げたペンや箸もやろうと思えば、右手で使うことは出来ます。
不格好で不自然な形ではありますが。

こういうことを右利きの方は「それなら右利きに変えればいいんじゃない?」とお思いになることでしょう。
しかし、左利きからしたら、不自然な右で行うことは妥協して行ってるんだということを忘れないで欲しいです。

皆さんも周りにも実は右利き用に作られてるというモノを探してみて欲しいです。意外と身近に溢れているはずです。

以上、周りの人と利き手が違う生活を25年間続けて、考え方も人とは違うことをする「あまのじゃく」な性格になった者の長文でした。

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