2024/10/25
「今我々が生きている世界が、より高度な知的生命体である何かが作り出したシミュレーションである」と言う仮説は、あながち間違っていないと思っている。
人類が把握しているこの世界の情報では結局のところ人間も含め全て物質の集合体であり、物理法則からは逃げられないからだ。
我々には自由意志があり、自分の行動は自分で行動していると思っているが、結局は行動のもとになっている感情もニューロンの働きによるものらしいし、それも原子から構成されている以上、物理法則に従っていることになる。
つまり我々の行動は、砂時計の砂が落ちることと何ら変わりはない。
しかし砂時計の砂と我々のどこが違うかと言えば、それは「自己を観測している」ことではないだろうか。
今後、我々の生きている世界の中で魂のようなものがみつかれば話は別だが、「自己の観測」を生物のバグくらいににしか理解できていないうちは、シミュレーション仮説は否定できないと思う。
そして私は魂の存在を、あまり信じていない。
これはかなり感情的に信じていない。
なんていうか、美化されすぎている気がして。
だったら、メタバースのような世界をさらに濃くしたものが今の世界(本来の順序は逆ですが…)と考えて私たちは別の場所からそれを観測していると考えた方が私はしっくりくる。
書いてて思ってたけど、このへんもう考えるの嫌になったんだろうな、感情的すぎる。
ということを考えながら、仕事をいなした。
MIBのエンディングもついでに思い出して、また観たくなった。
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