2024/10/30

Twitterで猫と犬をたくさん見るのが好きだ。

飼い犬、飼い猫というのは言ってしまえば自然界の競争から完全に隔絶された存在で、敵のいない環境に身を置く自然界から最も遠い存在である。
多種族の庇護下という特殊な環境であるにせよ、闘争の必要性はない。
もし我々が同じ立場になったなら、どうなるだろうか。全く想像がつかない。

犬や猫はどうなるかといえば、非常に穏やかに、優しさの中に暮らしている。小さな頃から一緒に育った動物であれば、種族の違う生き物であろうと愛情を注ぐ仕草さえ見られることもある。そういった優しさを見られるところが、私が動物を好きな理由だ。

競争、闘争が求められる社会で犬や猫に我々が求めていることは、単に可愛さではなく、競争から解き放たれた後に残るものが優しさであるという性善説の裏付けなのかもしれない。

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