きのうの結果&あすの対局予定 2022.2.9

前日の対局を簡単に振り返り、翌日の対局をちょっぴりご紹介します(テレビ対局はのちほど)。のんびりです。
また、コメントは見ていた対局を中心に適宜添えています。

順位戦 C級1組

10回戦
千葉幸生七段●-大橋貴洸六段○
及川拓馬七段○-青嶋未来六段●
片上大輔七段○-石井健太郎六段●
日浦市郎八段●-高野秀行六段○
先崎学九段○-阿部健治郎七段●
森下卓九段○-門倉啓太五段●
佐藤和俊七段○-金井恒太六段●
田村康介七段●-宮田敦史七段○
高橋道雄九段○-宮本広志五段●
飯島栄治八段○-都成竜馬七段●
畠山成幸八段○-船江恒平六段●
豊川孝弘七段●-黒田尭之五段○
真田圭一八段●-村田顕弘六段○
北島忠雄七段○-出口若武五段●
野月浩貴八段○-平藤眞吾七段●
阪口悟六段○-古森悠太五段●

昇級・降級点については、ここでかなりはっきりしました。
及川七段が矢倉から押し切り、最終局を残して昇級を決めています。おなじく1敗の大橋六段も勝利し、やや有利な状況で最終局を迎えることとなりました。
ここに前期次点の飯島八段に加え、6期ぶりのB2復帰を狙うベテラン・高橋九段も宮本五段との2敗対決を制し、最終決戦に名乗りを上げました。ほかの2敗勢が敗れたことで、残り2枠を3名で争うこととなりました。大橋六段と飯島八段は自力、高橋九段は他力ながらもどちらかが敗れると昇級で、どう転んでもおかしくない状況です。
また、宮田七段が勝ち越しを決めて降級点を消しています。
降級点および降級も本局で決まり、森下九段、豊川七段、佐藤秀司八段、田村七段が降級となりました。
11回戦は3/8に行われます。
※西尾明七段-三枚堂達也七段戦は延期となりました。

叡王戦 本戦トーナメント

丸山忠久九段○-山﨑隆之八段●

いよいよ本戦トーナメントが開幕しました。初戦では丸山九段が角換わり調の相掛かりから変則的な矢倉に構え、手厚くリードを広げて押し込みました。次戦で村田顕弘六段もしくは出口五段と対戦します。

棋聖戦 二次予選

鈴木大介九段○-佐藤康光九段●

好調の鈴木九段が持ち味十分の早指しで、本戦進出を決めました。
なお、佐藤九段の敗退により二次予選のA級棋士は全滅となりました。どれほど珍しいことかは調べていませんが、波乱を予感させる勝ち上がりになっています。

2/10の対局

竜王戦 2組
森内俊之九段-増田康宏六段

順位戦 C級2組 10回戦②
村中秀史七段-梶浦宏孝七段
塚田泰明九段-服部慎一郎四段
近藤正和七段-佐々木大地五段
佐藤紳哉七段-長岡裕也六段
田中寅彦九段-黒沢怜生六段
南芳一九段-石田直裕五段
髙野智史六段-井出隼平五段
瀬川晶司六段-斎藤明日斗五段
本田奎五段-西田拓也五段
谷合廣紀四段-伊藤匠四段
長沼洋八段-佐藤慎一五段
遠山雄亮六段-今泉健司五段
矢倉規広七段-伊藤真吾六段
池永天志五段-高田明浩四段
小林裕士七段-石川優太四段
長谷部浩平四段-井田明宏四段
八代弥七段-牧野光則六段

叡王戦 本戦トーナメント
藤井猛九段-斎藤慎太郎八段

王将戦 一次予選
三浦弘行九段-中村太地七段
横山泰明七段-杉本和陽五段

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