川合研例会の200回までを振り返る

家を片づけてたら、例会200回記念に代表がまとめた冊子が出てきました。
大学将棋の仲間たちが学校の垣根を越えて切磋琢磨しようとしてつくられた研究会。私は第2回から参加させてもらって、本当にたくさんの方々と出会うことができました。棋力向上はもちろんですが、人間として成長させてもらいました。
ブログには参加人数をまとめましたが、ここでは私の記憶を振り返りたいと思います。

濃密な対局

大学将棋などの大会で結果を出すために、濃密な練習の場を設けようと始められました。練習だけど、【勝ち負け】が大事。もちろん【内容】も大事。

【勝ち負け】については、自分より強い相手にどうやったら勝てるか、確実に勝てる相手にいかにして確実に勝つか。そこでレーティングです。自分のレベルが客観的にわかります。レーティングが高い方がいつも勝つとは限りません。でも、自分の方が高いとなれば勝たないと格好悪いし、低いなら一発入れてやろうと気合が入ります。こうして1局1局勝敗に執着してきました。

【内容】については、感想戦を丁寧にしてきました。当時、将棋倶楽部24が流行しだして、ネット将棋をバンバン指す人が増えていた頃だったはずです。数多く対局して手が荒くなるよりも、時間をかけて考え、振り返ることを大事にしてきました。

私の自慢は、200回の時点で(たぶん今も)負け数がトップなこと。勝率4割そこそこで、負けてつらいときも多かったですが、社会人リーグなど他の場所で指すときはすごく自信をもって指せています。特に団体戦強いです、私。

雰囲気の変遷

私が勝手に思っているだけですが、マグマのように熱い情熱がドッカーンと表出してこの研究会が生まれました。活気があって、棋力にも大きなプラスがありました。でも、勝負にカライ、敷居が高い。数年経つと、世代間の差、大学卒業後の環境の差も。厳しい進学塾のような雰囲気だったでしょうか。
年々、将棋を楽しむ意識が強くなっています。それでもまあ、一定以上の棋力でないと全然勝てなくて楽しめないし、集中力とか考える体力とか必要です。レーティング戦は、腕試しの場ですね。
最近、午前中に練習会が行われています。私の子もルール覚えたくらいですが10枚落ちでやらせてもらったりして。棋力に関係なく、どんな世代でも将棋を楽しめる場になったらいいな。指すだけでなく、将棋の楽しみを語り合えたらなと思います。

例会以外にも…

この時点で合宿が32回行われていました。参加人数の記録は以下の通りです。

合宿

社会人リーグには、平成14年から参加しています。
他団体との対抗戦も何度か企画されました。また、団体GC戦なんてのに出たり、埼玉県東部団体戦に出させてもらったりというのもいい思い出です。

例会199回時点でのレーティング戦記録(合宿での対局も含む)としては
・対局数No.1 代表(857局)
・勝利数No.1 代表(577勝)
・敗戦数No.1 私(339敗)
・例会優勝回数No.1 代表(17回)

今後もたくさん将棋が楽しめますように。

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