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第79期順位戦C級2組7回戦

12月10,17日に順位戦C級2組7回戦がありました。このクラスは人数が多いためか、最終戦を除き2日に分けて行われます。

私が注目している棋士の中では、黒田四段が勝ってただ一人7勝0敗と全勝をキープしました。ここまで1敗だった服部四段も勝って6勝1敗となりましたが、梶浦六段は敗れて5勝2敗となりました。2敗組の中では大橋六段と阿部(光)六段と佐々木(大)五段が勝って望みをつないでいます。

7回戦を終え、全勝は1人、1敗が4人となりました。1敗の4人はいずれも順位が低く、昇級3枠に向けて2敗組にも望みが出てきました。次の8回戦では、1敗同士の黒沢五段vs出口四段の対局もありますので、昇級に向けた厳しい戦いから誰が抜けだしていくのか、注目していきたいと思います。

一方、降級点(*)圏内に既に2回降級点が付いた中座七段、大平六段、佐藤(慎)五段がいます。残留に向け、厳しい戦いが続いています。

(*)降級点  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
B級2組以下のクラスでは、成績が悪くても1期で降級することはなく、成績下位の一定人数に「降級点」がつけられる。降級点はB級2組とC級1組では2つ累積、C級2組では3つ累積すると降級する。

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