ABEMAトーナメント2023 予選Bリーグ展望
5月6日から、ABEMAトーナメントの予選Bリーグが放映されます。予選は15チームが5つのリーグに分かれて3チームずつの総当たり戦を行い、上位2チームが本戦に進出します。Bリーグの各チームメンバーのこれまでの成績を確認し、どのチームが予選を突破しそうか検討してみたいと思います。
チーム羽生
羽生善治九段
通算:6勝12敗(勝率0.333)
伊藤匠六段
通算:10勝9敗(勝率0.526)
梶浦宏孝七段
通算:4勝9敗(勝率0.308)
チーム合計:20勝30敗(勝率0.400)
チーム山崎
山崎隆之八段
通算:12勝8敗(勝率0.600)
中村太地八段
通算:8勝5敗(勝率0.615)
佐々木大地七段
通算:8勝12敗(勝率0.400)
チーム合計:28勝25敗(勝率0.528)
チーム斎藤
斎藤慎太郎八段
通算:17勝14敗(勝率0.548)
黒田尭之五段
通算:5勝5敗(勝率0.500)
冨田誠也四段
通算:4勝5敗(勝率0.444)
チーム合計:26勝24敗(勝率0.520)
予選突破チームの予想
ドラフト直後に私が優勝候補の対抗に挙げた3チームが入り、どのチームが勝ち上がってもおかしくない激戦区となりました。
チーム山崎は、過去の成績では他の2チームを上回り、予選突破の可能性はもっとも高いと思います。山崎八段、中村八段、佐々木七段ともに経験豊富であり、チームとして大崩れすることはなさそうです。
チーム斎藤は、前回エントリーチームで初参加し旋風を巻き起こしたメンバーを2人迎え入れました。穏やかながら頼りになる斎藤八段のもと、更に力を付けた黒田五段と冨田四段が勢いに乗れば、予選突破の道は開けそうです。
チーム羽生は、若手有望株の2人を引き当てました。公式戦でどん底から蘇ってきた羽生九段が牽引し、前々回に優勝チームで活躍した伊藤六段と、師弟トーナメントでも経験を積んだ梶浦七段が活躍すれば、予選突破は十分可能なチームと思います。