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第34期竜王戦昇級者決定戦の状況(2-3組)

第34期竜王戦は七番勝負が始まったところですが、来期に向けた昇級者決定戦が順次行われています。2組と3組の昇級者が決定していますので、確認しておきたいと思います。

2組

優勝の藤井三冠と準優勝の八代七段は、その時点で来期1組への昇級を決めています(藤井三冠は七番勝負に敗れた場合に来期は1組での出場となり、藤井三冠が奪取した場合は豊島竜王が来期は1組での出場となります)。2人とも初めての1組昇級となります。

残り2枠の昇級者は、昇級者決定戦で渡辺名人が広瀬八段を破り、松尾八段が藤井(猛)九段を破って昇級を決めました。永世竜王の資格を持つ渡辺名人は、前期まさかの降級となりましたが1期で1組復帰を果たすことになりました。松尾八段は第30期に挑決三番勝負に進出した経験があり、第32期に2組に降級して以来の復帰となります。

3組

優勝の三枚堂七段と準優勝の都成七段は、その時点で来期2組への昇級を決めています。三枚堂七段は前期は2組からの降級となりましたが、1期で2組復帰を果たすことになりました。都成七段は4期連続昇級で初めての2組昇級となります。

残り2枠の昇級者は、昇級者決定戦で増田(康)六段が近藤(誠)七段を破り、遠山六段が鈴木九段、飯島八段、高見七段を破って昇級を決めました。増田(康)六段は3期目の3組で初めての2組昇級となります。遠山六段も3期目の3組で初めての2組昇級となります。

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