第49期女流名人リーグ7回戦
女流名人戦は、前期女流名人リーグの上位6名と予選のトーナメントを勝ち上がった4名が総当たりのリーグを戦い、優勝者が伊藤沙恵女流名人に挑戦となります。今期の女流名人リーグは7回戦が終わっていますので、状況を確認しておきたいと思います。
1敗で並んでいた3人の内、里見香奈女流五冠と西山朋佳女流二冠が勝って、6勝1敗でトップに並びました。次の8回戦では両者の直接対決が組まれており、優勝の行方を左右する大一番になりそうです。
鈴木環那女流三段は上田初美女流四段に敗れて、両者とも5勝2敗で並びました。加藤桃子女流三段は里見女流五冠に敗れて4勝3敗となり、今期の優勝の可能性はなくなりました。
6人が残留する残留争いは、石本さくら女流二段が香川愛生女流四段に勝って4勝3敗となり残留を決めました。残り1枠は加藤(桃)女流三段と香川女流四段の争いとなり、残り2戦で加藤(桃)女流三段が1勝するか、香川女流四段が1敗すると、加藤(桃)女流三段が残留となります。1勝6敗の加藤(圭)女流二段と山口恵梨子女流二段と北村女流初段は、残念ながら陥落が決まりました。来期に向け、残り2局も力を出し切れるよう期待したいと思います。
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