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第45回将棋日本シリーズ1回戦

将棋日本シリーズJTプロ公式戦(通称:JT杯)は1回戦が終了し、ベスト8が出揃いましたので状況を確認しておきたいと思います。

開幕戦となった伊藤匠叡王と稲葉陽八段の対局は、稲葉八段が三間飛車を採用し、隙のない陣形を築いてリードを拡げ、タイトルホルダーとして初の対局となった伊藤叡王を破りました。次の2回戦は、8月3日に永瀬拓矢九段との対局となります。

7月13日に行われた豊島将之九段と糸谷哲郎八段の対局は相雁木の将棋となり、一時は糸谷八段が優勢の局面を築きましたが、豊島九段が粘り強く攻め合いに持ち込み逆転勝ちとなりました。次の2回戦は、8月31日に渡辺明九段との対局となります。

7月20日に行われた丸山忠久九段と菅井竜也八段の対局は、菅井八段の中飛車に丸山九段が丸山ワクチンで応じ、相穴熊の攻め合いを制しました。次の2回戦は、9月14日に広瀬章人九段との対局となります。

7月27日に行われた羽生善治九段と佐々木大地七段の対局は角換わりの将棋となり、右玉に構えた羽生九段に対し、佐々木七段は遠見の角を放って寄せ切りました。次の2回戦は、9月21日に藤井聡太JT杯との対局となります。

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