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藤井聡太二冠の高校自主退学について

高校3年生の藤井二冠が、1月末に自主退学していたというニュースが流れています。巷では、様々なご意見が飛び交っているようですが、私は藤井二冠の決断を尊重すべきだと思うし、藤井二冠が選択した道を応援したいと思っています。

私がこのニュースを聞いた時、まず思ったのはすごい決断力だなということです。細かい経緯がわからないので、ここから先は単なる憶測でしかありませんが、自分自身相当悩んだだろうし、周りの大人たちからは別の選択肢を提示されていたのかもしれません。しかし最終的に自分が最善だと思う道を選んだのは、自分が最善と信じる手を指さなければならない棋士として鍛えられた力なのか、逆にこのような決断力があるから将棋が強いのか。

もう一つ感じたのは、真面目と言うか、中途半端なことが嫌いなんだろうなということです。恐らく藤井二冠なら、それ程将棋を疎かにすることなく卒業することはできたんだろうと思います。しかし、高校側に色々配慮してもらって、特別扱いのような形で卒業するのは納得できなかったのかもしれません。周囲に迷惑を掛けるのを避けたかったのかもしれません。卒業させてもらえるなら卒業証書だけもらっておこうと考えるのが普通の高校生だと思うのですが、じっくり考えた上で安易な選択はしないのが藤井二冠の凄さなのでしょう。

いずれにせよ、将棋ファン(藤井聡太ファン)にとっては、「将棋に専念したい」と言う藤井二冠の益々強い将棋を楽しめることになります。今後どのような伝説を生み出してくれるのか、期待しながら応援し続けたいと思っています。

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