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第36期女流王位戦予選の展望(1)

女流王位戦は、前期リーグで残留した6人と予選から勝ち上がった6人が紅白2組に分かれて総当たりのリーグ戦を戦い、優勝者同士で挑戦者決定戦を行います。今期の予選トーナメント表が発表されていますので、今回は第1-3ブロックの顔ぶれを確認しておきたいと思います。

日本将棋連盟HPより引用

1ブロック

前期は1勝4敗でリーグ陥落となった香川愛生女流四段、女流順位戦A級の加藤圭女流二段、レジェンド清水市代女流七段らが入りました。リーグ入りの最有力候補には香川女流四段を挙げたいと思いますが、若手の砂原奏女流2級や岩崎夏子女流2級の活躍も楽しみです。

2ブロック

前期は2勝3敗でリーグ陥落となった山根ことみ女流三段、女流順位戦A級昇級を決めた鈴木環那女流三段と和田あき女流二段、実力者の中村真梨花女流三段、岩根忍女流三段らが入る激戦ブロックとなりました。リーグ入りの最有力候補には期待も込めて和田(あ)女流二段を挙げたいと思いますが、若手のか加藤結李愛女流初段にも期待しています。

3ブロック

前期は0勝5敗でリーグ陥落となった中井広恵女流六段、女流順位戦B級の伊奈川愛菓女流二段、武富礼衣女流初段らが入りました。リーグ入りの最有力候補には期待も込めて武富女流初段を挙げたいと思いますが、新鋭の磯谷祐維女流初段にも注目しています。

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