
第51期女流名人リーグ8回戦~西山女流三冠が挑戦権獲得~
女流名人戦は、前期女流名人リーグの上位6名と予選のトーナメントを勝ち上がった4名が総当たりのリーグを戦い、優勝者が福間香奈女流名人に挑戦となります。全員が8回戦まで終えていますので状況を確認しておきたいと思います。
単独トップに立っていた西山朋佳女流三冠が加藤桃子女流四段を降して8勝0敗となり、挑戦権獲得を決めました。2敗で追っていた内山あや女流初段も勝って6勝2敗となりましたが、惜しくも届きませんでした。
5勝3敗の石本さくら女流二段と今井絢女流初段、4勝4敗の渡部愛女流三段が残留を決めました。残り1枠の残留争いは、3勝5敗の加藤桃子女流四段と大島綾華女流二段、2勝5敗の山根ことみ女流三段の3人に可能性が残っています。2勝5敗の鈴木環那女流三段と野原未蘭女流初段は、順位が下位のため残念ながら陥落が決まりました。
最終9回戦では、加藤(桃)女流四段と山根女流三段の直接対決が組まれており、鈴木女流三段との対局が組まれている大島女流二段とともに負けられない一局となります。