
第74期王将戦挑戦者決定リーグ最終7回戦一斉対局
ALSOK杯第74期王将戦の挑戦者決定リーグ戦(通称:王将リーグ)は、11月20日に最終7回戦の一斉対局がありましたので、状況を確認しておきたいと思います。
③永瀬拓矢九段 :5勝1敗 → プレーオフ
⑤西田拓也五段 :5勝1敗 → プレーオフ
①菅井竜也八段 :3勝3敗
④近藤誠也七段 :3勝3敗
⑤広瀬章人九段 :3勝3敗 → 陥落
②羽生善治九段 :1勝5敗 → 陥落
⑤佐々木勇気八段:1勝5敗 → 陥落
(丸数字は前期成績による順位)
永瀬九段が近藤(誠)七段を破り、西田五段も広瀬九段を倒して5勝1敗で並び、25日にプレーオフが行われることになりました。永瀬九段が勝てば今年度の王座戦以来のタイトル挑戦、西田五段が勝てば自身初のタイトル挑戦となります。
4枠しかない残留争いは、3勝3敗で3人が並びましたが、前期成績による順位の差で、菅井八段と近藤(誠)七段が残留となりました。羽生九段、広瀬九段、佐々木(勇)八段という、挑戦権を獲得してもおかしくない強豪が残念ながら陥落となりましたが、二次予選から参戦となる来期に巻き返しを期待したいと思います。