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6人目の中学生棋士誕生なるか(続報)
14歳の山下数毅三段について、第73回奨励会三段リーグ戦の14回戦までの状況を下記の通り投稿しました。
8月19日に、15-16回戦が行われましたので状況を確認しておきたいと思います。
14回戦まで単独トップを走っていた宮嶋三段は、2連勝して14勝4敗となり、2局を残して四段昇段(プロ入り)を決めました。
残り1枠の昇段争いは、13勝3敗の上野三段、12勝4敗の山下三段、10勝4敗の川村三段(15-16回戦は延期?)の3人に絞られました。3人の中で順位が一番上の上野三段は、9月9日に行われる17-18回戦で、1勝すれば昇段が決まります。
山下三段の昇段は、自身が2連勝し、上野三段が2連敗し、川村三段が1敗以上という条件になります。数字の上ではかなり厳しい状況となりましたが、地獄とも称される三段リーグでは、これまでも最終日に様々なドラマが起きています。最終日の2局は持てる力を出し切って欲しいと思います。仮に今期の昇段が叶わなかったとしても、最終日に昇段を懸けて戦うという経験は、山下三段の今後の棋士人生に活かされると信じています。