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第63期王位戦挑戦者決定リーグ2回戦の状況
お~いお茶杯王位戦の挑戦者決定リーグ(王位リーグ)が開幕し、概ね2回戦が終わっています(必ずしも順番通りに対局が組まれないので、糸谷八段は3局、千葉七段は1局)。ここまでの状況を確認しておきたいと思います。
■紅組
優勝候補筆頭の豊島将之九段が、近藤誠也七段と並んで2勝0敗でトップに立っています。期待された伊藤匠五段は近藤七段に敗れて1勝1敗で続いており、まだまだ挑戦権獲得の可能性を残しています。5期連続で王位リーグに参戦している佐々木大地六段は伊藤五段と黒沢六段に敗れて0勝2敗と苦しいスタートとなっています。
■白組
若手の池永天志五段が、2勝0敗でトップに立っています。優勝候補に挙げた糸谷哲郎八段は、2勝1敗で追っています。実力者の澤田真吾七段と久保利明九段が1勝1敗となっており、まだまだ混戦が続きそうです。レジェンド羽生善治九段は、久保九段と糸谷八段に敗れて0勝2敗と苦しいスタートとなっています。