藤井聡太竜王名人が全八冠制覇を成し遂げ、「藤井八冠」が流行語大賞にノミネートされるなど社会現象となっています。驚異的なのは、一発勝負のトーナメント戦である一般棋戦(朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、NHK杯将棋トーナメント、将棋日本シリーズJTプロ公式戦)でも勝ち続けていることです。
以下の通り、2022年5月に王座戦挑戦者決定トーナメントで大橋貴洸六段(当時)に敗れて以降、全てのタイトル戦で戴冠し、全ての一般棋戦で優勝しています。
タイトル戦は負けなしの19連覇中で、フルセットも1度しかないという安定ぶりなので、まだまだ連覇が続きそうです。一般棋戦を含めて17棋戦連続制覇というのも大記録だと思いますが、負けたら終わりの一般棋戦で一矢報いるのはいったい誰になるでしょうか?