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第36期竜王戦ランキング戦の展望(4-6組)

第35期竜王戦は藤井聡太竜王の防衛で幕を閉じましたが、早くも第36期竜王戦のランキング戦が開幕しています。竜王戦は1-6組に分かれてランキング戦を行い、1組の上位5人、2組の上位2人、3-6組の上位1人の全11名が決勝トーナメントに進出します。今回は4-6組のメンバーと組み合わせを確認しておきたいと思います。


4組

4組は優勝者のみ決勝トーナメントに出場します。32人中1人という狭き門となっています。

日本将棋連盟HPから引用

左の山から決勝に進出する有力候補は、期待を込めて本田五段を挙げたいと思います。石井六段、青嶋六段、池永五段ら若手実力者が揃っており、竜王戦ドリームを体現したいところです。

右の山から決勝に進出する有力候補は、連続昇級で4組まで上がってきた佐々木(大)七段を挙げたいと思います。中村(太)七段、船江六段、高野(智)六段ら実力者が上位進出を狙っています。

5組

5組は優勝者のみ決勝トーナメントに出場します。32人中1人という狭き門となっています。既に概ね1回戦が終わっています。

日本将棋連盟HPから引用

左の山から決勝に進出する有力候補は、初の王将リーグで2勝して健闘した服部五段を挙げたいと思います。ベテランの窪田七段、門倉五段らが上位進出を目指しています。

右の山から決勝に進出する有力候補は、棋王戦挑決トーナメントでベスト4入りした伊藤(匠)五段を挙げたいと思います。ベテランの井上九段、先崎九段、阿部(隆)九段が壁になれるでしょうか。若手の長谷部五段にも注目しています。

6組

6組は優勝者のみ決勝トーナメントに出場します。アマチュア4名、女流棋士4名、奨励会員1名を含む67人中1人という狭き門となっています。既に1回戦3局と2回戦の大半が終わっています。

日本将棋連盟HPから引用

左の山から決勝に進出する有力候補は、棋士編入試験を受験中の小山アマを挙げたいと思います。既に2回戦で優勝候補だった徳田四段を破っています。立ちはだかるのは渡辺(和)五段、古森五段辺りでしょうか。水谷アマも3回戦に駒を進めており注目しています。

右の山から決勝に進出する有力候補は、順位戦C級2組で全勝を維持している古賀四段を挙げたいと思います。出口六段、西田五段、冨田四段、岡部四段ら若手実力者が多く激戦になりそうです。17歳で現在最年少棋士の藤本四段、女流棋界を代表する里見女流五冠と西山女流二冠にも注目しています。

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