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第63期王位戦挑戦者決定リーグ3回戦の状況

お~いお茶杯王位戦の挑戦者決定リーグ(王位リーグ)は、概ね3回戦が終わっています(必ずしも順番通りに対局が組まれないので、糸谷八段と西尾七段は4局、羽生九段と豊島九段は2局)。ここまでの状況を確認しておきたいと思います。

■紅組

近藤誠也七段が3勝0敗でトップに立ち、優勝候補筆頭の豊島将之九段が2勝0敗で追っています。4月15日に両者の直接対決が組まれていますので、勝者が紅組優勝に大きく近づく大一番となりそうです。期待された伊藤匠五段も2勝1敗で追っており、まだ優勝の可能性を残しています。5期連続で王位リーグに参戦している佐々木大地六段は1勝2敗となっていますが、優勝を争う近藤七段と豊島九段との対局を残しており楽しみにしたいと思います。

■白組

池永天志五段が3勝0敗で単独トップに立ち、澤田真吾七段が2勝1敗で追っています。優勝候補に挙げた糸谷哲郎八段は2勝2敗で残留争いに回っています。羽生九段も0勝2敗と苦しいスタートとなりましたが、池永五段や澤田七段との対局を残しており、優勝争いの鍵を握る存在となりそうです。

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