将棋界2020年12月時点のランキング(対局数)
将棋界では年度毎に将棋大賞の表彰があり、数字で明確に決まる記録部門としては、対局数・勝数・勝率・連勝のランキングがあります。9月末に2020年度前半の状況を確認し、過去5年の傾向や歴代最高記録を投稿しましたが、年末を迎え残り3か月となりましたので再度現時点の状況を確認していきたいと思います。
2020年12月26日対局分まで(未放映のテレビ対局を除く)の対局数は以下の通りです。出典:日本将棋連盟のホームページ
永瀬拓矢 54
豊島将之 45
藤井聡太 42
ベスト3の顔ぶれは9月末時点と変わりありませんが、永瀬王座が2位に差を付け独走態勢に入っています。現在2位の豊島竜王は竜王戦や叡王戦の予選がなく、現在3位の藤井二冠も棋聖戦や王位戦の予選がありませんので、ベスト3には一次予選から参加する若手が入ってくる可能性もあります。
永瀬王座は1月から王将戦七番勝負もあり、今年度の1位は当確と思われますが、歴代最高記録(羽生九段の89!)を更新するのは難しそうです。