指導対局を受ける前に読むと、将棋が少し上手く指せるお話し その1
外出自粛にあわせて将棋もオンライン指導が増えてきました。対面とは違う形式ですが、今まで距離等を理由に指導対局を受けられなかった方も可能になったのはオンラインの大きな利点となるでしょう。世の中が落ち着いた後もレッスンの一種として残ればいいなと思っています。
今回は指導対局を受ける時に抑えておくべき点を書いていきます。
その1はプロとのハンデ(手合といいます)が自分(以下「下手」)が初期配置全ての駒に対し、指導側(以下「上手」)が玉と歩のみ〜それに金を足した方。いわゆる駒落ちの10枚落ち〜8枚落ち方向けです。
その2ではそこから2枚落ち位までの方を対象に書く予定です。
1、駒の価値の順番を覚える
将棋の駒は名前や動きがそれぞれ違います。
玉、飛、角、金、銀、桂、香、歩と全部で8種類。これらは大切さや行ける場所の多さから、お金の様に価値の順番が決まっています。
将棋は駒を取り合い、再利用するゲームです。駒の価値を覚えていないと、取り合う際に大きく損をしてしまう事があります。
では駒の価値ですが、
玉、飛、角、金、銀、桂、香、歩
←高 低→
となります。
将棋は玉を取られたら負けなので、玉が一番高い駒です。
次に飛、角。大駒と呼ばれ、駒の動きが大きく、とても強い駒です。価値が1番低いのは歩です。前1つしか進めませんし、枚数が多いので替えが効きやすいのが理由です。
難しいのは真ん中の金、銀、桂、香ですが、これは初期配置の玉に近い順に価値が高いと覚えてください。
慣れてくれば配置を思い出すまでもなく価値の順番がわかる様になります。
2枚落ちまでの方はこの価値を覚えて、それを活かす事で上手に負けにくくなります。
2、動きが大きくて強い飛、角を使う
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