忍者になりたいと思う春

対局から帰ると、長女の新しい習い事の体験に行く時間に間に合ってしまった。
家に着いて一息つくと、夫がいくつかの用事を子ども達と済まして帰ってきた。少し疲れてそうに見える。
余裕をかましてドトールのアイスコーヒーを片手にソファーに座り、行ってらっしゃいと見送る訳にもいかず、ここは私が、と言って元々通っている習い事から帰ってきたばかりの長女と体験に向かった。
今日は楽しい事がたくさんあったらしく、めちゃくちゃにテンションが高くゴキゲンである。

ワークが趣味の1つである長女は、体験で褒めに褒められご満悦。とても楽しかったらしい。そのまま入会コースの匂いが香り立つ。
習い事での親の仕事は送迎である。幼稚園児は手を離してはいけない。しかし手が足りない。足も足りない。何なら3人くらいに分身したい。

4月から、次女が新しく習い事を始める事が確定している。長女も1つ増やすと、私たち夫婦のスケジュールは更にタイトになっていく。
来年度は、卒園、入学入園準備、それで無くともたぶんかなり忙しい。

こういう時、いつも私の中のアントニオ猪木が「やれんのか、オイ!」と発破をかけてくる。やるしかない。なるしかないのだ。

私は1人しかいないし、夫も1人しかいない。分身も出来ない。
そして長女も次女も1人しかいない。やりたい事は、なるべくやらせてあげたい。やりたいと思える事も、見つける手伝いをしたい。

ちなみに将棋教室は今の所行きたくないらしい。
ジーッと一日中将棋指してくれると親は楽なんだけどなぁ。笑


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